そして僕は
途方に暮れる

レポ1 2018/03/06 1830 Bunkamuraシアターコクーン
 初日レポ(GOODS、会場の様子、演出詳細レポ(一幕)) 最終更新日2018/4/22

2018/3/6 (GOODS等、演出詳細レポ1)

リンク集

もう公演が全公演全て終わってしまいましたが、「そして僕は途方に暮れる」の私のレポのリンクです。
遅遅なうえ、アップする順番もめちゃくちゃだと思いますが、気長にお付き合いください…。
◆レポ1 2018/3/6 渋谷 1830 初日(GOODS、演出詳細レポ(一幕)&セトリその1)・・・このページです。
レポ2 2018/3/6 渋谷 1830 初日(演出詳細レポ(二幕))
レポ3 2018/3/11 18303/17 13:003/17 18303/23 1330 渋谷 感想&おまけ)
レポ4 2018/3/24 13303/24 18303/25 1330、 3/31 1830(東京前楽) 渋谷 感想&おまけ)
レポ5 2018/4/15 1330 大阪(千秋楽)感想&大阪&ポルトヨーロッパ旅行レポ

事前のプロモーション関係

●チラシ第一弾(20171218日)※1

去年出た速報の文字だけのチラシでしたが、「一人一枚」って書いてあったので、ガヤ担がわりとルールを守ってくれたから、結構経ってから行ったけど、まだ残ってました。
(勿論補充されてるとは思うのですけど、今までのパターンだと、誰かが「あった!」って書いたら、日中に全部無くなって、仕事終わりにはもう無い〜って感じだったので…)

でも、やっぱり舞台が始まったら、おばさん達の集団でごっそりチラシを持っていって、仲間に配ってたって光景を見ましたよ…。

●チラシ第二弾(2018年1月16日)※1

今度はビジュアル入りのチラシ第二弾です。
可愛い〜〜。
しかし、舞台のビジュアルとは変なパーマをかけたせいで、大分違う感じになってしまったけど…。
この姿で演じてほしかった…。

チラシの裏にも写真が入ってましたよ。

そして、やはり一人一枚に。
割と長い期間ありましたが、この時貰ってよかったです。
舞台が始まったら、配布は終了しましたって書いてあったので…。

Bunkamura magazineもあったので、貰ってきました。

ガヤ舞台のストーリー詳細か出てましたが、ガーヤの役、菅原くんは、ホントにクズなんですね。

でも、当初の私の想像では、もっと本物のクズ野郎(自分の彼女を売り飛ばしたり、クスリに手を出したりしてるような)だと、勝手に思っていたのですが、単にフリーターで周りの人間に批判されると逃げ出しちゃうような小物のクズだと判明。

あと、カウンター横の予告映像も見れました。(公演中もずっと流れてましたけど)

●ポスター掲示開始(2018年1月29日)※1

たまたまこの日、ゴンチャに行こうとして、ついでに渋谷に寄ったら、アドトラが見れたり、劇場横でも、ポスターの掲示がはじまったり…と色々ありました。

東急百貨店の階段のところにも貼られてましたvv

※1 日付は私が見に行った日で、私は結構経ってから行くので、実際はその前から出ています。

GOODS

●パンフ

パンフの表紙はこんな感じ。
(後で、このパンフやポスターのロケ場所に行ったレポもアップします)

中のガーヤが路地裏で倒れこんでる写真が可愛いvv
「マイ・プライベート・アイダホ」を思い出しました。
ガーヤにそういう役やってほしいvv

(でも、未だに私のガーヤがやった舞台の役ナンバーワンは、「滝沢革命」の裏切り者の太輔なんですけど…^^;;;)

青ジャージ着てるガーヤは可愛いけど、猪狩君にそっくり(^^;)

三浦さんの描く作品は主人公の名前はいつも「菅原裕一」。取り巻く人達の名前も一緒っていうことですけど、三浦さんは「藤ヶ谷君だったら」としないで、菅原裕一がやりそうなことを書いたって言ってました。
でも、藤ヶ谷君が見事に菅原裕一にハマってたって言ってくださってました。

ガーヤのインタで、劇中、客席に背を向けて喋るシーンがあってって言ってましたが、それってラストのシーンですよね。
あれはガーヤがたまたま自分で取った行動だったって言ってましたが、あれを自分で考えたなんてすごい!
っていうか、あのシーンは、あの後ろ姿のカット以外はあり得ないので。

あっちゃんは三浦さんに「ちょっと怖いです」とか稽古中に言われたことがあったって言ってましたが…でも裕一を問い詰めるシーンでは、そのくらいの方がいいかな〜って思ってましたが、舞台が回数を進めるにつれて、ほぼ、三浦さんのイメージする里美像になっていたのではないかと思います。

中尾さんは藤ヶ谷君はとてもいい方ですが、菅原には本気でムカついてますって言ってましたvv

江口さんは裕一君のことをなんだか可愛いやつって言ってました。
それ、もうヲタの心境ですvv

三村君は三浦さんからのお声かけではなく、オーディション参加なんですね。
悪意が無いのに、悪意に見える笑顔って言ってましたが…私は加藤はちょっと悪意があると思ってます(^^;)

そして、田村役の米村さんが、劇中曲の選曲をやってたんですね。
あの選曲はかなり素晴らしいですね〜vvv

お母さん役の筒井さんは「この親にしてこの子あり」って言ってましたが…確かに…。
でも、裕一君が小さい時は子供想いのいい母親だったんじゃないかと…。大きくなっても甘やかしすぎて、あんな子になってしまったのかと…。

最後に板尾さんのインタが。自由にやらせてもらっているようで実はコントロールされているっておっしゃってましたが、板尾さんの父親役、間とかも完璧ですよ〜。

米村さんの現場日記や、ガーヤ、あっちゃん、中尾さん、板尾さんの対談も。
ガーヤがやつれたって話になって、中尾さんが稽古前にガーヤがいつもパッサパサのパスタを「固くなっちゃった…」って言いながら食べてるって話を…。
自分で「なんか、俺、可哀想だね」って言うガーヤ(^^;)

ガーヤは裕一の逃げちゃう人生も縛られてる人より面白いかも…って危険なことを言ってましたが、さすがはあっちゃん。あっちゃんは「絶対に逃げない。逃げる人がいたら捕まえる」って…。やっぱAKBのセンターであれだけ大きくてバラバラな物をひっぱってきただけのことがある…。

あっちゃんに「逃げる人、本当に嫌です」って言われて、「すいません」って謝っちゃうガーヤ…。

そして、ガーヤはデビュー前は追い詰められてたって話を。このドラマで知名度をあげて、グループとして売れてデビューってビジョンがジャニーにはあったのに、実際は意外と…っていうことが数字として出てきたりって…「ごくせん」の仁亀狙って藤北を出したけど、コケた美咲のことかな??
ガーヤはもう一回チャンスを与えられるのかってビクビクしてたっていう。

ガーヤは年末年始の過ごし方は誰も連れてってくれないので、自分で海外に行くって言ってたけど…(^^;;)

会場の様子

●会場の様子

劇場前…こちらは初日の舞台開始前に行った劇場入り口ですが、特に「本日初日」の看板があったわけでもなく…。

オーチャードホールの隣の広場?的な方にもポスターが貼られてました。(その前からあったかもしれませんが)

案内板にも「そし僕」の文字がv

電子案内版・・・初日撮ったやつが人が群がっていたので、ピンボケしてて、後日撮った時の案内版です。

タイムテーブルですが、これも初日が3時間15分になってて、次に自分が行った3/11は3時間になってたのですが、ここまで変わると思ってなくて、いちいち写真撮ってませんでした…。
で、最終的に時間が定まった2時間55分のやつを…。

会場にはアンケートBOXがvv

で、これがアンケート用紙。
結構自由に書き込めるようになっているので、ほぼ毎回出してました。

スタッフさんの首にかけてたバックステージパスが私も欲しい〜って思う感じの作りだったので、作ってみました。
多分こんな感じでした。

【ガーヤとあっちゃんの全衣装】

●ガーヤの衣装まとめ

初日はベージュっぽいパンツもあったんですけど、私が二回目観た時は消えてたので、多分お着替えする時間も省略して時間短縮したのねと…。
リュック1つで家を出たわりに、結構色々な服を着ている裕一君。
しかし、裕一君、グレーが好きすぎる…。

●あっちゃんの衣装まとめ

あっちゃんの衣装が全部女性らしい可愛い服で、あっちゃんに似合ってて、私も好きな感じの服だったので、まとめてみました。
(ツイッターに流した画像は、Eのスカートの色が誤ってましたが、直しました。)

…しかし部屋着はジェラピケなのに、衣装協力に名前入ってなかった。

ちなみに私が一番好きなのはCのマルチボーダーのスカートのやつで、自分でもマルチボーダーの服、欲しくなって、先日ライブに着て行く新しい服が無いので、買っちゃいましたv
多分どっかの会場に着ていくと思われます(^^;)
でも、横幅が更に増幅して見えそう…。

【演出詳細レポ&感想】

【一幕】

オープニング

東京 11月1日(水)

里美の部屋

 

〜タイトルバック

 

3/6の初日ベースで舞台演出の詳細や感想を書いていきます。
なお、パンフにはセトリ等は無いので場名は私が勝手に作ったものです。(^^;)

●オープニング 東京 11月1日(水) 里美の部屋 820

オープニング曲はHarry Nilssonの「Perfect Day」。
裕一は里美の部屋のベッドで寝てます。
衣装は上の図の@の長Tとスウェットのパンツ

同棲中の彼女里美は出勤前の支度中。
ソファーに座って、ドライヤーをかけているんですけど、あっちゃん、髪、綺麗vv
衣装は上の図の@のジャケットを羽織る前のブラウスとスカート。
細いペンダントもしています。

ドライヤーの音で、起きる裕一。その時の起き方が両手をグーにしたりして赤ちゃんみたいで可愛いv(でも、初日はガーヤの頭が変なパーマですごいことになってたので…割とガッカリしてた…^^;)

前日裕一は酔っ払って帰ってきたそうで、二日酔いとのことなので、里美は「軽い物作ったから」って、サンドイッチと、ソーセージ、目玉焼き、野菜のプレートを裕一用の朝食に準備してあげてるという…なんて、よく出来た彼女なんだ!!

裕一はフリーターなのに対し、里美はちゃんとした会社でちゃんと働いているっていう設定で、仕事も忙しい里美は急いで会社に出かけますが、その時、「行ってきます」って裕一にバイバイって手を振るところが可愛い。
一応裕一も里美に「いってらっしゃい」って手を振りかえします。
ここでまだそんなに2人の関係は悪くなってるわけじゃないことがうかがえます。(ただし、里美の努力でっていうのも、冒頭で分かる)

で、起きあがってベッド正面のカーテンを開ける裕一ですが、日の光りに身体をそむける動きに、「お前はドラキュラか!!」って突っ込み入れたくなるv

そして、裕一はベッド脇机に置いてあるスマホを起動。

日付は「820
11
20日水曜日」

ロック画面の画像は、裕一君と里美ちゃんのラブラブだった頃の写真ですが、そこでも裕一はグレーのTシャツ(^^;)
めっちゃ笑顔のガーヤですが、髪の毛が変なパーマグルングルンなので、なんかタイ人の少年のように見えます。

そして、後で分かったのですけど、裕一の解除パスワードは「2458」(フジゴヤ)vv

ソファーに移動し、スマホをいじりながら、お行儀悪く里美の作ってくれた朝食に手をつける裕一。
ガーヤが小さいソーセージ食べるところが可愛い。
そして、サンドイッチもvv

最初に友人の今井伸二君のLINEを見て、「今日、夜、暇〜?」ってメッセージが入ってるけど、返信せず、次に先輩の田村修のFacebookを見て、そこには昨日の裕一君も参加したバイト先の飲み会の写真が。
ちゃんと先輩の横をキープし、可愛く映ってるガーヤ。(ここでもグレーのパーカー)

次に後輩の加藤勇のツイッターをチェック。
そこには今さら見た「ラ・ラ・ランド」の感想が。
「デイミアン・チャゼルはやはりお決まりな物語を嫌う。彼の才能は認めるが〜」って批評家ぶったことが書いてあるけど、やっぱりそのままスルーする裕一。

そして、次に姉からのショートメールをチェック。
半年に一回くらい「あんた正月帰るの?」っていう連絡が来る程度の姉。

最後に着信履歴を見ると、母親から週に3〜4回くらいの勢いで着信があって、たまに里美も混ざってるという。
でも、母親には一切返信もしないで、それを見てうんざりした表情を浮かべるクズ野郎の裕一君。

っていうか、裕一は自分の周りの人の行動は気になっているのに、誰にも裕一は返信をしたりしていない…。
スマホ持ってる意味あるの…??

で、再び裕一はTV付けっぱなしで二度寝…。(後で、その電気代も全部里美が払ってるのに…って、ちょっと憤慨する)

上のイラストは5/25 13時公演のものですが、こんな感じで二度寝してる舞台の上にタイトルバックが。(ガーヤの腰がまくれて見えたのはこの日のみで、大阪で私が見た時はベッドに横たわる前に、長Tの裾を一回ひっぱってずれないようにしてから寝てたので、非常に貴重な…。ちなみにこのテープは腰痛関係ではなく、髪の毛につけてるマイクを固定させてる物なんじゃないかと…)

テキスト ボックス: 僕はテキスト ボックス: れるテキスト ボックス: に暮テキスト ボックス: 方テキスト ボックス: 途テキスト ボックス: そして                                                                       

 

こんな感じのタイトルバックが。ガーヤはずっと後ろ向きで寝ていますが、マーメイドラインが見事vv
(っていうか、全然色っぽくない舞台なので、このくらいしか色気を感じるシーンが無い^^;;)

里美の部屋 2200

●里美の部屋 2200
里美の部屋の付けっぱなしのTVから、「水曜日のダウンタウン」のテーマ曲が流れてきます。これで22時ってことが分かります。
この時間まで残業して帰宅する里美。

めっちゃこの舞台見ると、これが頭の中をぐるぐるします(^^;)
ちなみに11/1の水曜日って、カレンダーを見たら、2017年11月1日が丁度水曜日なので、ちゃんと去年の年末からっていうふうに上手く設定されていますね。

里美が部屋に帰ると、TVは付けっぱなし、朝食は食べっぱなし、そしてベッドでまだ寝てる裕一…。
台詞には無いけど、自分は毎日仕事で残業して疲れてるのに…って、ものすごくムカつきますよね。(私も仕事から疲れて帰ると、親がそんなだから…里美の気持ち、ホント〜〜〜によく分かる…)

たまにツイッターで里美や伸二をクズだって批判する感想もあるけど、多分そういう人はリアルに働かないを養ったことが無い、恵まれた人だと思います。
里美はこんなクズ男に5年間も耐えてきたんですよ…。
私的にはよく我慢してきたなっていうか、里美の我慢強さ尋常じゃないって思う…。

里美はこんなクズのことも気使って、起こさないように、部屋を暗くしたまま着替えます…(TT
その時あっちゃんがスリップとフレアーパンツ姿になるんですけど…散々舞台開始前は雑誌でガーヤが「絶対脱がされる」とか煽っておきながらそういうことは一切無かったので、一番脱いでるのはあっちゃんじゃないかと…。

で、あっちゃんは上の図のAのジェラピケの部屋着とモコモコ靴下に着替えます。
そこで裕一が目を覚ましたので、気を使って、多分脱衣所に行って、着替えの続きや髪の毛をシュシュでまとめたりする里美…。どこまでよく出来てるんだ…。

しかし、裕一に仕事が終わった時、里美は電話までかけたのに、寝てて出なかった裕一とか、朝食を食いちらかして結構残してる裕一に「美味しくなかった?」って聞くと、「やっぱ食欲無くて」って答えるクズ野郎の裕一。

そんなやつには朝食の残りを食わせればいいのに、「なんか作った方がいい感じ?」って裕一の夕飯も作ろうとする優しい里美…。
もう菩薩だよ…。
そんな菩薩に対して、スマホを見ながら「
テキトーにコンビニとかでいいんじゃない?」ってクズな答えをする裕一。
この台詞、ガーヤも雑誌でむかつくって言ってたけど、ホントにムカついた!!
(でも、後半、この台詞の言い方がちょっと柔らかくなって、あまり裕一がムカつかないように考慮されてるっていうか…^^;)

そして、裕一の食べ残しを洗ってあげる里美。
里美の携帯に裕一の母から、携帯に出ない裕一を心配して電話があったことを告げる里美。
その話を聞きながらスマホをいじってる裕一。

そこで、里美が携帯で何をしてたか尋ねると、伸二にLINE返してたと答える里美。
その答えに不審がる里美に、延々その日1日何をしてたか説明する裕一。
(加藤の話をしてる時、ガーヤが冷蔵庫を開けるけど、結局何も取りださないので、あれは一体何をしたかったのかが、最後まで疑問に思ってる。)

その答えにもイライラしてるような里美に、ガーヤが雑誌やWSでも出てたように、スウェットのパンツを下だけ脱いで、グレーのパンツになるというお着替えシーンが。

下だけ黒のデニムに履き替え、上のAのようにチェックシャツを羽織り、黒のブルゾンを手に持って、「なんか食べに行こうか」って言う裕一に、さっきまでコンビニでいいって言ったし、食欲無いって言って、自分の作った朝食残したのに、「マジで腹減ったわ〜」っていう裕一に、ついに里美が怒りを爆発。

「携帯に対する意識が異常!」って言って、裕一が携帯画面を里美に見えないように扱うことや、携帯を置く時画面を裏返して置くことを指摘。
聞いてもないことまで説明する裕一に「愚かでしょ」って言う里美がウケた…。
確かに愚かだ…。

ごまかそうとする裕一に、「裕ちゃんが寝てる時、携帯見ちゃった」って核心に触れる里美。
しかし、パスワードが分からない里美は、裕一の寝てる時の指をスマホにつけて解除させたっていう荒業を…。
でも、その場面、寝てる時、されるがままになってるガーヤ…を想像すると、可愛い。

で、浮気した裕一に詰め寄る里美。
しかし、こんなクズ野郎にひっかかる女もいるんですね…。どこがいいんだ?顔か?…顔でしょうね…(^^;)
そして、里美も浮気相手に嫉妬できて、まだ裕一のことが好きって実感したって言ってて…里美もなんで、こんなクズ…。やっぱ顔か…??

でも、裕一は里美のどこに不満があって浮気したのか、全く意味が分からない。
住むところも提供し、ご飯も作ってくれて、家事もやってあげる、しかも美人だし、生活もキチンとしているし、思いやりもあって優しい…。
こんな彼女のどこに不満があるんだ!?

里美がこれをいい機会として、今度のこととかも話し合おうって言うんですけど、逃げようとする裕一。
この時、あっちゃんに「どういう関係だったの?」って、腕を掴まれて、ゆさぶられてるガーヤがめっちゃ可愛いvvv

で、その場から逃げようとして、いきなりリュックに着替え(チェックシャツばっか)や、携帯の充電器や歯磨きセット(アクアフレッシュなんですね)を詰めだして、「ちゃんと出てくから」って出ていこうとする裕一。

笑ったのが意味がわかんないという里美に「色々考えてよ、里美も」って言う裕一に、「私は何を考えればいいの?」って聞く里美に「全体的なことだよ」って言う裕一がバカすぎて笑った。

玄関先で「私は裕ちゃんが浮気をして私のことを裏切ったと思うけど、それでいいんだよね?」って里美が確認するけど、いきなり「なんか、また急に体調悪くなってきた」と仮病を使う裕一…。

明らかな仮病なのに、「ちょっと休む?」って冷蔵庫からVolvicを出してあげる里美。
こんな時まで優しい…。
こんな男、水道水で十分だろ…。
(写真は私、会社でいつもVolvic飲んでるので撮ってみたv)

「結構しんどい感じなんだけど、ちゃんと出てくから。」ってそれでも出ていこうとする裕一。
出ていく時「
とりあえず気合だな〜」ってガーヤが言ってたのが笑えたvv

で、ガーヤは下手に急いでハケて、取り残された里美はソファに座って、セットごと移動。(でも、大阪ではソファに座ることは無くなった)

夜の路地裏1

●夜の路地裏1
里美の部屋を出た裕一はネオン街の路地裏に一人。
服は上の図のAの格好に黒いブルゾンを羽織って、リュックを背負った姿。
親友の今井伸二の携帯に電話を。
「ヤバイことになってて」「今から家に行っていい?」って22時過ぎてて、しかも平日のド真ん中の水曜日で、マトモに仕事をしてる伸二には明日の仕事もあるっていうのに、非常識なお願いをする裕一。(しかも誘いを寝てて無視したのに)

しかし、この非常識なお願いに「全然いいよ」「気をつけて来いよ」って快く返事をする伸二。
普通に考えて、このやり取りだけで、この後起こったことを引き算にしても、常識じゃ考えられないほど伸二はいい人だと思う…。

この時、裕一が自販機で缶コーヒーを買うんですけど、その自販機が、石田ゆり子さんの「冬はHOTで」って書いてあるやつで、その自販機を私も見かけたので写真を。
ホントにこの写真、まんま使ってましたね。

で、ガーヤが買った缶コーヒーですが、多分FIREのこれだと思う.
ガーヤは品物が見えないように手で隠してましたけど…多分形状からこれだと。

この珈琲を飲みながら、ガーヤは上手にハケます。

1115

伸二の部屋

1115日 伸二の部屋
裕一が伸二の部屋に転がりこんで、2週間。
伸二はスーツを着ているので会社から帰ってきた状態で、洗濯物を取りこんでます。しかもその洗濯物は裕一君の着てたチェックシャツ…(^^;)

伸二の部屋はこじんまりとしてますが、整理整頓されていて、部屋には「TCP/IP」って書かれた本が置かれていることから、ネットワーク系の仕事をしている人なんだな〜って推測されます。
でも、棚には30万円貯金箱があったりすることからお金には厳しい人だなって思うのと、その隣に、左図の玉森君みたいなピッピ〜の置物が置いてあるので、可愛いものも好きなんだな〜って思ったり、スキー板があったり、ワンダーコアの箱があったりすることから、勉強も出来るけど、スポーツマンなんだな〜って、部屋から人柄が推測されます。

その部屋にバイトから帰ってくる裕一。
衣装は上の図のBの衣装のパーカーの上に黒いブルゾンを羽織ってます。
で、黒いブルゾンは脱いで、伸二の部屋のハンガーにかけます。
シフトが朝までの居酒屋のバイトなのに、22時前に帰宅してきた裕一に驚く伸二。
「客、全然いないから早退してきた」って言う裕一…。
普通、暇な時ほど時給は一緒なんだから店にいた方がいいじゃんって思うはずなんだけど…「所詮バイトなんだし」って言う裕一なので、そのくらいバイトの仕事すらちゃんと出来無い、責任感も何も無い、ホント〜に何も出来ないダメな子なんでしょうね…。

そこで、コンビニで買ってきた「THE セブンチャーハン」をセブンのスプーンで食べながら、生茶を飲むガーヤ。
(私も真似して会社のお昼を裕一セットにしてみたけど、このチャーハン、美味しいですよね)

裕一君はセブンが大好きで、伸二の家の近くはファミマしか無いって文句を言うけど、「なんか、悪いね」ってそんなことまで謝る伸二。

しかし、セブンチャーハンの量は少な目に入ってますけど、毎回これを完食するガーヤ…。
胃もたれしたり、チャーハン食べるの嫌になったりしないかな…って段々見てて心配になってしまいましたが、千穐楽まで食べきりましたね…。

で、仕事で残業して帰ってきた伸二は裕一の洗濯物(柔軟剤もやってあげて)を畳んで渡すけど、その洗濯物をぶんなげる裕一…。これはひどい…。

「水曜日のダウンタウン」の音楽が流れて、「丁度(裕一が転がりこんできての)2週間か…」って言う伸二。

そこに母親からの着信があったのに出ない裕一。
ホントにクズ野郎だ…。

伸二は裕一に里美に電話した方がいいって諭します。
里美も引きとめておけばよかったって後悔してるはずだから、里美に自分が電話するからって2人がよりを戻すように提案をするんだけど、裕一はすぐ逃げたがるので、「今のTVで一番攻めてるのって、水曜日のダウンタウンだよね」って話を逸らします。
会話の内容も中身の無い男だな〜…。
伸二はよくこんな中身の無い男と友達やってたな…。
(伸二もスーツからボーダーの部屋着に着替えるんですけど、中尾さんのパンツは黒のボクサーでした。)

伸二のことをクズだと言ってる人に言いたい…。
ちゃんと伸二は裕一と里美のよりが戻るように動いたんだよ。
裕一がそれから逃げただけで…。

裕一は明日も夜からバイトで昼はずっと寝てる(人の家で…)って言ってますけど、マトモに仕事してる伸二に対して、「仕事行く時、あんまうるさくしないで」ってふざけたことを言います。
でも、「なんか、いつも悪いね」って逆に謝る伸二。
更に「
俺の布団敷いといて」って仕事から帰ってきて疲れた伸二に布団までお願いし、自分はトイレへ。

裕一は里美の部屋にいた時と同様の、食いっぱなしでコンビニ弁当のゴミすら片付けないので、それを捨ててから、裕一の布団を黙って敷く伸二…。

そこに裕一が「トイレットペーパー切れそうだよ」「明日会社帰りにでも買った方がいいんじゃない?」って戻ってきて寝ます。
しかも伸二は疲れてて寝たいのに、いつまでもTVを見てる裕一…。TVを見て笑い声をあげてるガーヤに怒りすら感じてきます。

ここで、きっと里美と同棲してた時も、裕一は家には一切の生活費も入れずに、家事も全て里美にやらせて、生活に必要な日用品とかも金を出さずに全部里美に買わせていたんだろうな〜って推測…。
しかも裕一はそのことに全く感謝もしていなくて当たり前だと思ってたことも分かります。
ホントにそれを5年間も耐えた里美って菩薩だよ…。

そこでついに伸二が核心に。
普通に言ったら多分裕一が話を逸らすと思ったのか、昔話から「俺とお前って友達だよな」「そのわりにお前のことよく分かってなかったんだよな」って、徐々に責めていく伸二。
洗濯物、ゴミ、生活に必要なものの話をして、最低限そういうことになんか思わないとおかしくないか?人としてって、至極当たり前の話をします。

しかし、伸二は裕一が自分を頼ってくれたことは嬉しかったし、ここだっていつまでもいてくれても構わないって、こんなクズ野郎に家にいていいって言ってあげれることだけでも、私、伸二も相当ないい人だと思う…。
普通は自分のパーソナルスペースにいつまでも他人がいたら、嫌になるよ…。
学校の寮に入って、狭い部屋で2人暮らしをしてたことがある私には伸二の気持ちもすごく分かる。

多分、伸二は自分の提案どおり裕一が里美とよりを戻そうとしたら、裕一に対する不満も全て黙っていたんだと思いますよ…。

でも、クズ野郎の裕一はここで、「もう伸二もいいや」って思ってしまい、「家に戻るわ」って嘘をついて、伸二の部屋を出ていくことに…。
出ていく裕一に里美と話し合えと言ったり、「なんかあったら、またいつでも連絡して」って逆に謝る伸二。
ここで、伸二の言うことを聞いてたら、里美と元に戻れたのに…。(っていうか、ここが裕一がやり直せる最後のチャンスだった…)

夜の路地裏2

●夜の路地裏2
今度は路地裏の非常階段に登り、バイト先の先輩で、大学時代の先輩でもある田村に電話する裕一。(しかも田村先輩は裕一が早退した後、一人で店番してたのに)
「今から家に行っていいですか?」「超ピンチなんですよ」って言う裕一に、田村先輩も「来いよ、来いよ」って快諾。
マジで、みんなクズ野郎の裕一君に対して、いい人過ぎる…。

一応先輩はバイトでも仕事はきちんとやる人なので、自分があがる時間まで裕一には待ってろって言うので、その間暇つぶしに後輩の加藤に電話をする裕一。

この加藤とのトークがホントに裕一がクズのくせに、自分を大きく見せたがっているという…ありがちの小物のクズ男そのもので…。
トークの内容は裕一が自分の周りで起きてることを「すげーこと」って面白おかしく喋ってるんですよね…。クズだ〜…。

しかも後輩の加藤は仕事中なのに、暇つぶしに突き合わせるという裕一。

でも、非常階段で座って電話してる時、ガーヤの両膝がちゃんと閉じてるのが、女子っぽくて…。
端端に裕一なのに、女子ヶ谷が出てきてしまうという(^^;)
電話で喋りながら、階段を降りて、上手にハケるガーヤ。

11月22日
田村先輩の部屋

●11月22日 田村先輩の部屋
裕一が伸二の部屋を出てから一週間後、田村先輩が宅飲みしてますが、そこに裕一と共通の後輩の加藤から電話が。
加藤は映画監督助手をやっていて、ロケが終わり、東京に戻ったということで、田村に電話し、まだ裕一も部屋にいることを確認してました。

ちなみに田村先輩の部屋の本棚には、銀魂、シュート!、ワンピース等の漫画と、CDが沢山並んでて、貼ってある映画のポスターもハリポタ、ランボー等…。きっと友情に熱い、体育会系の男なんだってことがうかがえます。

で、加藤も部屋に呼んで一緒に部屋飲みに誘いますが、電話を切った後、裕一が帰宅。

この時の衣装もBの衣装のパーカーの上に黒いブルゾンを羽織ってるという同じ恰好でしたが、初日はこの辺、伸二の部屋と区別をつけるために、茶色のパンツに履き替えていたような気がしたんですけど、次に観た時は全部同じ黒のデニムだったので…。もう記憶にない。

田村の部屋は洗濯機も無いボロアパートなので、遠くのコインランドリーで洗濯物を洗ってくる裕一。
先輩がお金を出そうとしても、家に置いてもらってるので、このくらいは…と、伸二に言われたことを一応反省している裕一が可愛い。
ちなみにコインランドリーに持っていく洗濯物はユニクロの紙袋に入れてました。

更に先輩の部屋のティッシュが切れてるから気を利かせて買いに行ってた裕一君に、「超、気が利く」という先輩。
ここもやっぱり伸二に言われたことを学習している…。

ちなみに裕一が買ってきたティッシュはクリネックスの5連のやつ。

コルガバでもクリネックスが出てきたので、クリネックス繋がり…とその時のレポの写真をまた貼り付けました。

そして、先輩が飲んだ後、散らかしてたおつまみの袋とかを片付ける裕一君(^^;)
ちなみにおつまみはえいひれとか、赤いチップスターなんかがありました。

で、洗濯物を畳む裕一君。

左の絵のようにいそいそと洗濯物を畳む姿が女子っぽくて、ホントに可愛い。
しかも萌え袖だし。
更に、畳み方がショップ畳みで綺麗だし、早い。
それまで家事を何もやって来なかった子とは思えないほどキレイ。

「水曜日のダウンタウン」がTVから流れ、ここで先輩も裕一が来て、一週間経ったと思って、裕一に声をかけます。
裕一がもしかして出てけって言われるんじゃないかと思って、先輩に「俺、めっちゃ感謝してます!」って感謝を口に。
この辺も学習。
先輩も裕一が来て、「洗濯とか掃除とかやってくれて」助かってるって言います。
それは人として当然のこと」だって言う裕一。
先輩に嫌がられなかったのは、ある意味伸二のおかげだと思うんですけどね〜。
それが無かったら、多分裕一はホントにダメなままだったから…。

先輩が裕一にリーマンの友達から連絡があったか?って聞くけど、そこで裕一は「電話は着拒にして、LINEもブロックしました」って、最低過ぎる。
でも、ここで裕一は言うんですよ。「
なんか、俺的には、あいつ、いいかなって思って」って…。
この時点で、裕一は里美も捨てて、伸二も捨てたんですよ…。
裕一にはもう、この2人が何をしようが、何も言う権利はありません…。

先輩はここで2人とも「マジでお前のこと心配だったら、店までくればいいじゃん」「めっちゃ怒ってるぞ、2人とも」って裕一をからかいますが、結構それをマジで受け取ってしまう、おバカな裕一ちゃん。

で、TVを見てる先輩が、裕一君が一番攻めてると思ってる「水曜日のダウンタウン」のクロちゃんのドッキリはただのイジメだとか、TVよりもユーチューバーの方がセンスあるとか言います。

初日は先輩は裕一が伸二に言ったように「明らかに」って言ってなかったんですけど、後で裕一と真逆ってことを演出づけるために「明らかに」を追加したんですね。

で、先輩が「なかなか言えなかったんだけど…」って言いだしたので、また出てけって言われるんじゃないかってビクビクする裕一君。
でも、先輩は自分が開いたコンパで裕一は浮気相手と会ってしまったから、裕一がこうなったのは自分のせいだって謝ります。

先輩が「ちゃんと彼女さんの気持ちを忖度して」っていうのがめっちゃ面白くて、かなり笑ったvv
でも、舞台では出てこなかったけど、浮気相手ってどんな人だったんでしょうね…。
彼女もいて、家もお金も無い、しかも中身も無い裕一と寝ちゃうような女なんで、きっと里美と比べたらたいしたことないんでしょうけど…。
浮気相手がどういう人かによっても裕一が里美のことをどう思ってたのかが分かる気がする。
浮気相手がくだらない女だったら、多分ちゃんとしてる里美に引け目を感じてたのかな〜と…。

で、裕一はいつも浮気相手と会う時は、里美に、先輩と飲みに行くって嘘をついてたって話や、自分が悪いって言うと、先輩が「当たりめえだろ!」って上の図で描いたサングラスのプーさんもどきのクッションで裕一の頭を叩いて、「ワキが甘すぎ!」って言って、最初は肩脇しか攻撃しなかったんですけど、そのうち両脇を攻撃することに。

上の漫画のように、ワキをつつかれた後のガーヤがまるで女子。

先輩が裕一君が浮気相手と会う度に「SNS更新するな」って連絡が入ってきて、超面倒くさかったと本音が。
(確かに面倒くさい)

先輩が浮気相手と切れたか確認し、その女に彼女にバレたって言って、その女を呼び出して、裕一君に部屋を貸すから、ここでセックスしろって言い出します。
先輩は「しばらくオナニーとかしてないだろ?」「俺、いない時やってたの?それでティッシュ買ってきた?」って、女子ヶ谷さんにそんなこと言っちゃダメっていうことを…。

しかし、とんでもないことを言う先輩だけど、裕一君の健康管理までしてくれるんだよ…。優しい先輩じゃん…(^^;)

先輩は裕一のスマホを勝手に借りて、浮気相手に電話しようとしますが、止める裕一ともみ合ってるうちに、倒れる先輩。
そこに上からDVDと空箱が上から落ちてきますが、DVDは「シャレード」とかの名作映画で、先輩の映画の趣味は古風なことが分かります。
でも、裕一君は「浮気相手の電話番号もLINEのアカウントも全部消去した」って…。
そこまでするんだったら、里美のとこに戻ればいいのに…。

そのまま先輩は潰れて寝てしまい、そこに後輩の加藤が戻ってきます。
で、加藤が「ビビりましたよ」って裕一の逃げ続けてる生活に感動して、「先輩の今の状況は映画になる」っておちょくります。

しかし、加藤の「俺とかだとすぐ謝って、問題はすぐ解決」って言葉に若干我に返る裕一君なんですが、「映画だとそれは駄作」って言われてしまいます。

加藤、田村は大学時代、同じ映画サークルにいた先輩後輩の関係で、加藤は裕一の撮った映画がすごく好きだったとか、「今からでも遅くない」「俺、紹介しますよ」って言う加藤の話になんで乗らなかったんだろ?
多分、裕一君は普通に就職しようとしても、どこにも採用されませんよ。
定職につかずに遊んでいた経歴がある人間…なんて、マトモな企業は絶対に採用しないから。

でも、変なプライドがあるから加藤の誘いを断ってしまう裕一。

多分ちょっと立ち上がっただけなのに、加藤に「もう行くんすか?」って言われて、逆にビビる裕一。
加藤に「次はどこに行くんですか?」って聞かれて、「
このまま田村さんのとこにいてもしょうがなくないですか?」ってバッサリ斬られてしまいます。

加藤に「先輩のことだから間違いなく何か考えてますよね?」って言われちゃって、何も考えてないのに、「そいつはちょっと教えらんねえかな」って、口がすべってしまうアホの子の裕一。

仕方なく、リュックに荷物を詰めて、ノリで出ていくことになってしまう裕一。

でも、裕一が出て行く前に「最後の結末に辿り着いたらさ、報告してあげるよ」って言うんですよ。

この時の裕一の口から「最後の結末」なんて言葉が出るっていうのが意外っていうか、終わりがあると思っているなら、逃げずに向かわなくてはいけない…って思わないの???

で、部屋を出ていこうとする裕一のリュック背負った姿に「かっけ〜」「めっちゃ映画っすよ」っておだてる加藤。
そこに、田村先輩が寝言で「菅原〜。さっきはごめんな〜。おめえ、いてくれた方が全然楽しいからさ」って言うのが聞こえてきます。

田村先輩、ホントにいい人…。

裕一は加藤に「田村さん、起きたら今までありがとうございましたって伝えて」って言います。
加藤に「カメラ回ってますよ!よーい!」って言われて、ひきつったピースをする裕一…。
その様子をスマホで撮って楽しんでる加藤。

う〜ん。加藤もホントはどっちなんだろう?
もしかしたら、学生時代、ホントに裕一の才能に嫉妬してて、わざと裕一の逃げ場を奪っているのか?それともただ面白がってるだけなのか?
でも、加藤の言葉に我に返ることが出来たら、(もう先輩の家に来た時点で元の生活には戻れないけど)もうちょっとマシになれてたのかもしれないなと…。

夜の路地裏3

●夜の路地裏3
また、途方に暮れた裕一君は夜の路地裏…なんですけど、雨が降っていて、初日や次に観た時はリュックを頭の上に乗せて、下手から走って軒下へ。(このリュックを乗せて走るのが途中で無くなったり、復活したり)

そこで頼れる人がいなくなってしまった裕一は、半年に一回ショートメールが来る程度の仲の自分の姉に電話をします。

突然の弟からの「今から家に行っていい?」「話したいことがあって」っていう電話に不審がるけど、「わかった。一応起きて待ってる」という姉。
姉も仕事終わりなのに、たいして仲の良くない兄弟の突然の深夜の訪問に、寝ないで待ってるっていうのも、やっぱり普通の人よりかは優しいよ…。

初日は普通にリュックを頭に乗せてまた走るんですけど、3/17に観た時はキャップを被るに変更になってました。

11/23 100

姉の部屋

11/23 100 姉の部屋
日付が変わって深夜1時に姉の部屋に到着。

下の絵は最初はキャップかぶってなかったけど、雨の中、子犬のような目をした子がドアを開けたら立ってたらキュンとするわな〜。

姉からタオルを渡され、飲み物も渡されます。(黄色のマグカップなのがvv)

姉の部屋は整理整頓されてますが、フェレットを飼ってたり、カレンダーもフェレットだし…仕事関係なのかもですけど、「伝統の手仕事」ってファイルまであるので、ちょっとヲタクくさい、私と同じにおいを感じました(^^;)

相槌を打つだけで核心を喋らないので、勝手に喋る姉。
しかし、この姉がめっちゃ面白い。
裕一君が何も言わないから、金を借りにきたのか?って勘違いする姉。

母親がよく姉に金を貸してって言ってくるので、それが全部裕一のところに行ってるって姉は言うんだけど…もしかしたら、その辺は一部濡れ衣かもしれませんね。

フリーターで自立していないことを姉に馬鹿にされて、姉に飛行機代を渡され、「飛行機代くらいはあげるわ」って、今夜は泊めるけど、明日ちゃんとそれで帰るように言われて、逆ギレする裕一。

その時の裕一君の姉に吐いた台詞が左の漫画みたいに「とっとと結婚して〜」「あんた今いくつ?結構いい年でしょ?」とか、いい年した独身女にはかなりグサグサくる台詞を…。

まあ、デビュー後のガヤファンは主婦ばっかだから、多分グサグサ来る人は少ないと思うけど…。

でも、年齢的に先に学校卒業してるのは姉なんだから、そのまま東京で就職するのもありえる話だと。
なのに、後から卒業した裕一君はやりたいことも無いだろうし、マトモに就職なんかしてないはずだけど、なんで北海道からわざわざ東京に出てきちゃったのか謎。
里美の実家は北海道ではないので、きっと東京に出てから知り合ったと思うんですよね。
だから、何も無い裕一がなんで母親を一人残して東京に出てきちゃったのか、そっちの方が私は疑問です。

そして、「田舎に帰るカネくらいあるよ、俺、バイトしてんだし!」ってバイトを偉そうに言ってる裕一君がアホの子過ぎて可愛い…。

出ていこうとする裕一に「電車無いでしょ?」って一応心配する姉。
「漫喫にでも泊まるよ」って言うんだけど、最初からそうすればよかったのに…。

で、雨の中外に出る裕一。

夜の路地裏4

●夜の路地裏4
雨宿りをしながら舞台下手側の壁に座り込み、最終的に頼るべき実家の母親に電話する裕一。
母親は実家に帰ると言う裕一に喜んで、食べたい物とかある?って普通に優しいお母さんでした。
あれだけ裕一は母親の電話を無視し続けたのに…。
やっぱり母の愛って偉大だ…。

空港

11/23 空港
で、札幌の新千歳空港行の飛行機に搭乗しようとする裕一。
初日はここでリュックにつけてたキャップをクルリンパって被るんですが、それまで変なパーマだったんですけど、キャップを被ることによって、前髪が押さえられて、外国の赤ちゃんみたいになって、めっちゃ可愛い。
ホントにここが一番ガーヤのビジュアルがいいです。

でもその次に観た時は多分キャップかぶるのが消えていて…でも、キャップかぶったところがあまりにも評判良かったもんだから、このシーンも復活したし、姉の家に行く時もキャップを被るようになったりと、キャップを被ったガーヤが多く登場することになりました。

1129日、12月5日の東京の街角

1129日、12月5日の東京の街角
で、時間は流れ、(ステージの日付が、1124日から1129日の水曜日に変更されます。)里美が通勤時に裕一から連絡が無いか、スマホを確認していますが、その時の格好が上の図のBのトレンチコート。
黒いバッグを持っていたのですが、冒頭は白いバッグだったので、結構服に合わせて色んなバッグを持ってる里美。

そして、1130日からまた日付が125日の火曜日に変更になり、今度はスーツ姿の伸二がやはりスマホを見て、連絡が無いか確認します。

しかし、この時の2人の気持ちは裕一を心配して…では無いことが後になって判明。

12月6日 北海道 裕一の実家

●12月6日 北海道 裕一の実家
そして、セットは変わり、また水曜日に…。
今までのガーヤの舞台と違って、ワンシチュエーションや、セットはLEDでごまかした…っていうのとは違って、ちゃんと大がかりなセットをいちいち組み直してるのが、コクーンの舞台っぽくていいですよねv

実家の大きなリビングのソファーに座っている裕一ですが、この時の衣装は上の図のCのノルディック柄のグレーのセーター。
結構可愛い。

そして、後で気付くのですが、裕一の実家のリビングキャビネットに『memorys MILKLAND HOKKAIDO』のシールが貼ってあって、自分が初日のコクーンに行く前MILKLAND HOKKAIDOのパフェ食べてたこと思い出してすごい偶然って思った!
あとで写真貼りますね。

裕一の母親はリウマチで足が悪いけど、クリーニング屋でバイトをしてて、しかも残業までして帰るのが22時。
やっぱりTVでは「水曜日のダウンタウン」のテーマが流れます。

そんな身体も悪くて、疲れて帰ってくるお母さんがご飯の支度をしてくれてるのをソファーに座って待っている裕一君…。(TT

やっぱり裕一君がこうなっちゃったのはお母さんの教育が悪いと思うわ…。
お母さんからしたら普通に素直で可愛い息子なんだろうけど、きっと大きくなるまで家のこと何にもさせなかったんだろうな…。
で、お母さんと一緒にいるのと同じノリで、全部里美に自分のことをやってもらって当たり前だと思ってたんですよね。

いくら台所に誰も立たせたくないっていうのがポリシーだったとしても、裕一君もお母さんが遅くなるんだったらたまには自分で夕飯作ってお母さんを待ってる…くらいのことをしてもいいのでは…。
まあ、そう出来る子だったら、最初からこんなことにはなってないか…。

で、お母さんが食事の準備が終わって、母親と2人で夕飯を食べます。
母親は裕一が子供の頃から好きだったという手作り餃子を作るんですけど、いつまでも大きな子供なんですよね…。

餃子を食べるガーヤ。そして、お母さんに勧められてサラダを食べるガーヤ。
小皿にレタスやプチトマトを乗せて毎回食べますけど、プチトマトは無い時も。
食べてるそばから母親から「これも食べて」って筑前煮っぽいものを勧められる裕一。
でも、筑前煮は消え物じゃなく、食玩みたいですね。

お母さんも食事をしようとするんだけど、手が悪いので、フォークで漬物をぶっさす動きにビビる裕一君。

お母さんが筑前煮を取ろうとするけど、上手く取れなくて、「母さん、俺、やるよ」って取ってあげる裕一。
この時のガーヤの箸の持ち方が凄く綺麗。(とてもこれは裕一君の持ち方とは思えない)

たかだか煮物を取ってもらったくらいで「ありがとうございます」って仰々しく裕一にお礼を言う母親。

裕一に「ふりかけいる?」ってふりかけを取ろうとして、転倒する母親。
起こしてあげた裕一に「すいません、どうもご迷惑をおかけしました」って、実の息子なのに礼を言う母親。(ここは後半、そんなに仰々しくも無くなった)

しかし、この時のふりかけが「カメヤのわさびふりかけ」。探したらアマゾンにも売ってました(^^;)
でも、ふりかけの棚に「のりたま」もあったのに、なぜわさびふりかけをチョイスしたのか?

そんな母親を見るに見かねて、「こっちで暮らした方がいいかな?」って言い出す裕一。
一応「色々なことはちゃんとしようと思ってる」ってビジョンも無いのに言うのが…。
でも、まだちゃんとしようと思うようになっただけ、最初の里美の部屋にいた時の裕一よりも大分マトモになってきたのか…。

そこで、お母さんが言ったことが私の想像を超えました。
「これに入ってもらっていい?」って裕一に見せた青いパンフレットが表紙に「〜霊示会」とか書いてあって、新興宗教みたいなやつで。

一気に引く裕一君。
母親はセミナーに行って、救われたって話や、変な粉が入った壺を持ってきて、身体の中の毒素をキレイに替えてくれるとか、それで一時期歩けなかったのに、歩けるようになったとか、すっかり宗教を信じ込んでる母親。
裕一が家に帰ってくるなら、絶対にこれに入ってもらうって言い出す始末。

裕一は「こういうのやめた方がいい」とか「胡散臭い」とか言うので、キレる母親。
母親は夫にも捨てられ、子供達2人にも捨てられたって思ってたと。
もし、裕一が母親の電話に出てあげてれば、お母さんは宗教にも入らずに済んだかもしれないのに…。

で、怪しい粉を飲みだす母親を見て、恐怖を覚えた裕一は2階からリュックを持って、上の図のダッフルコートを羽織り、最後の砦だった実家すらも出ていくことに…。

バス停での父との再会

●バス停での父との再会
雪の中、外に出ていく裕一。
誰かに連絡しようとスマホを開くけど、もう誰も連絡出来る人もいなくなって、途方に暮れて、バス停の椅子に座りこむ裕一…。

そこに「裕一か?」って声をかけてきた一人の男性が板尾さん演じる裕一の実の父親。

父親はパチンコの帰りということですが、母親を捨てて、再婚した相手とも浮気がバレて離婚したとか、慰謝料を請求されて、知り合いからカネ借りまくって、借りた金も返さずに住所も明かさずに引っ越したら踏み倒せたとか、やっぱりクズの父親はクズだなあ〜ってことを。
父親も誰からも縁を切られて、周りには誰もいなくなったと。

裕一も行くところがなくなって、連絡する人もいなくなって…というと、「同じだな」と父親が。

父親に「俺の家に来るか?」「逃げて、逃げて、逃げ続けろ!それでもどうしようもなくて、怖くなったらこう思うんだ。面白くなってきやがったぜ」って言われ、父についていく裕一。

ガーヤの声で「面白くなってきやがったぜ」ってモノローグが流れて一幕了。
二幕のラストの演出も故蜷川幸雄氏っぽいな〜って思ったけど、この一幕のラストのBGMもやっぱり故蜷川幸雄氏の舞台っぽい〜。(ストーリーはアレだけど…)
さすがコクーンって思った。

…ってことで、二幕のレポに続きます。

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