musical
DON JUAN
2019/08/30 18:30(初日) 赤坂ACTシアター
 レポ2(詳細レポA) 最終更新日2019/9/17

2019/8/30 初日 詳細レポA

リンク集

私の行ったドン・ジュアン関係のレポのリンクです。
舞台の内容については、初日ベースの詳細レポ@、Aをご覧ください。他の日のレポは相違点や感想等です。

レポ1 2019/8/30 初日(詳細レポ@、グッズ、会場の様子、その他)
◆レポ2 2019/8/30 初日(詳細レポA)…このページです。
レポ3 2019/9/3夜、9/7夜、9/8昼、9/11夜、9/14夜、9/18夜(東京千穐楽)(感想、その他)
レポ4 2019/10/5 夜(刈谷)(大千穐楽)(感想、旅行レポ)…このページです。

【2幕】
※赤字はガーヤが歌ってる歌です。


1場 「セビリアの街角、祭〜幻想の結婚式〜悪夢」

♪「セビリアの恋人たち」

♪「変わる」
♪「呪い」

●セビリアの恋人たち
2幕の冒頭で一番最初にステージに出てくるのは、ガーヤに首に酒をかけられてた羨ましい女だ。
で、セビリアの男女の他、イザベルとドン・カルロが「セビリアの恋人たち」を歌うんですけど、「♪美しい恋人たち ドン・ジュアンとマリア」ってとこで、祭りに集まった人々の中からドン・ジュアンとマリアが出てきて、下の絵のように内緒話をしたり、めっちゃ呑気なバカップルぶりを。

宝塚版では、祭りなので、ドン・ジュアンとドン・カルロはタンバリンで踊ったりしてましたが、そこは無かった。ガーヤのタンバリンダンス観たかったなあ〜。

そして、この時の真面目になったドン・ジュアンの黒のロングジャケットと、白のフリルシャツに黒のベスト、黒の不思議な結び方のネクタイと、黒の別珍のリボンがガーヤに似合いすぎてて、会見でもガーヤはこの格好だったけど、マリアの衣装は可愛いんだけど、色が紫と赤なので、この後のベールが似合わない…。ここは宝塚版みたいに白のドレスが良かったなあ。(宝塚版のマリアはドン・ジュアンと出会う前から工房に入ってない時は素敵なドレスを着てたので衣装はやっぱ宝塚の方がいいなあ。そういえば、冒頭と決闘のシーンでのドン・ジュアンのマントも好きだったけど、今回のは無かった。
ガーヤにマント着てほしかった。)

で、祭りの人々の間ではぐれてしまうドン・ジュアンとマリア。
でも、どこでもドン・ジュアンを見つけてしまうドン・カルロとドン・ジュアンがバッタリ…というか…ドン・カルロは呑気に祭りになんか来るキャラじゃないので、きっとドン・ジュアンを探してたんだろうな…。
ドン・カルロのドン・ジュアンへの執着も凄いvv

で、ドン・カルロは「すっかり変わったな」ってドン・ジュアンのことを。
しかし、真面目になったのに、「君は君の人生にマリアを巻き込んでる」ってここでも説教?ドン・カルロ、どうしたいの??やっぱりマリアとドン・ジュアンがラブラブなのが嫌なふうに見える(^^;;)

しかし、そこでマリアを見つけたドン・ジュアンはカルロの前でマリアと抱き合って、「これこそが愛だってことをだ」ってめっちゃしたり顔で愛を語り出す能天気なドン・ジュアンがおバカすぎて、愛おしいvv
この辺、めっちゃTAKE FIVEの守ちゃんを思い出す…。

で、マリアからキスをされて(これが2幕で一回目のマジチュー。なぜか1幕では自分からチュッチュしてましたが、2幕はマリアとしかしてないし、マリアからされる方が多いという完全に受け身になってるドン・ジュアン様)

しかし、そんなことをしながら、「みんなが私達を見ている。怖いわ!」って、カマトトぶるマリア。
「俺は酷い生き方をしてきた」って…ドン・ジュアン…。
酷いって自覚はあったのねvv

●変わる
マリアとラブラブになって「俺は変わった」っていうドン・ジュアン。
「いずれ誰もが俺達を祝福してくれる」って人を殺しておきながら甘い考え…。
で、バカップルな2人は「変わる」をイチャイチャしながら歌います。

手をゆっくり繋ぐところとかは宝塚と一緒ですけど、歌詞は宝塚とところどころ違います。
蓮佛さんが上メロでガーヤが下メロでハモってるところとか、いつもは高音を歌うガーヤなので、なんか新鮮な気がv

下の絵のように舞台A列最前の上手の前で座ってイチャイチャしたり(他の女には酷い扱いなのに、本命にはこんなにも優しいという…。)

更にマリアと「あははうふふ」なおっかけっこしたりめっちゃバカップルな2人。

そして、螺旋階段の上でお手振りする2人のバカップルぶりはまるで世界のバカップルミッキー&ミニーのよう。
毎回バルーンを一階からキャッチするのに失敗しない蓮佛さんが凄いなって思ったり。

曲の最後の「幻想の結婚式」では、デコをくっつける2人ですが…これがまるでMINTコンのアンコールでお揃いちょんまげをくっつける玉ヶ谷みたいで…。
以前はこんな美味しいものをほぼ毎回(たまにやらない時もあったけど)見せてもらってたなんて、なんて贅沢だったんだ…と。
でも、それをデフォルトみたいに思ってた自分が…。
今、玉ヶ谷がこんなことやってたら涙流して喜ぶよ…。

●「呪い」
しかし、幻想の結婚式の神父は実は亡霊で…。
もうめっちゃお茶目すぎる。
亡霊は「愛の呪いは続いてるぞ」って言うんですけど、そこで、イザベル、ファニータ、エルヴィラに小突かれたりするドン・ジュアン。
その時のエルヴィラの顔がマジで怨念こもっててすごいvv

ドン・ジュアンは亡霊に「もう二度と俺の前に近づくな」って、「マリアと出会わせてくれたことには感謝している」って言いながら調子のいいことを。
しかし、亡霊は「いいだろう、これからはそれぞれ別の道を行くとしよう」ってめっちゃ聞き分けいい。(多分マリアとのバカップルぶりをずっと見てるのも疲れたのかな?)
でも、「だが、呪いはまだ続いている」って捨て台詞を残して去っていきます。

2場 「ドン・ルイ・テノリオの邸〜セビリアの街角」

♪「ドン・ルイとエルヴィラの諍い」
♪「噂」

●ドン・ルイとエルヴィラの諍い
ドン・ジュアンとマリアのことを知ったエルヴィラは、ドン・ルイパパのところに乗り込んでいって、苦情を歌に。
しかし、エルヴィラ「あの女狐」って…。
ドン・ルイパパはドン・ジュアンの悪行がおさまってくれればそれでいいので、エルヴィラを恫喝します。

●噂
威勢よくドン・ルイ邸を出たエルヴィラは行くあてもなく、困り果てます。
(しかし、それまで何日も経っているのに、エルヴィラはそれまでどこで寝泊まりしてたんだろ??すごく謎だ…)

すると亡霊の「世にあふれる声を聴け」って声が聞こえてきて、耳を澄ますと、マリアにラファエルという婚約者がいたこと、戦地から生きて今日港に戻ってくることが人々の噂で聞こえてきます。

宝塚版ではここは全然違っていて、エルヴィラが町をさまよっていると、ドン・ジュアンによく似た人影が現れ、それを追いかけると亡霊で、亡霊からマリアの婚約者ラファエルのことを聞き、亡霊がエルヴィラをラファエルの戻る港に案内してました。

3場 「セビリアの街角、兵士達の帰還」

 

♪「恨みを晴らして」

●恨みを晴らして
そして、セビリアに帰ってきたラファエルですが、他の人には迎えが来るのに、マリアは一向に来ない…。(騎士団長の娘が帰還した兵士の姉になってた(^^;))
そこにエルヴィラが現れ「ドン・ジュアンの妻ですわ」って自己紹介を。
やっぱりエルヴィラ怖い…。こんなふうになってもまだ自分を「妻」って言えるのが…。

で、「恨みを晴らして」を歌ってマリアはドン・ジュアンを自分から奪ったって伝えますが…めっちゃホラー。
亡霊が「♪あ〜〜〜」ってお茶目にハモるところとか、この辺は宝塚版と一緒。

4場 「セビリア郊外、ドン・ジュアンとマリアの家」

♪「彼を愛してる」
♪「愛だけが」

そして、「恨みを晴らして」の最後でドン・ジュアンとマリアの家のベッドが出てきて、上半身裸のガーヤが暗い照明の中、マリアとキス(ここは振りだけかな?)をして、マリアをベッドへ。
(ここ、ヲタクが一斉に双眼鏡構えるのですごいvv)
そして、ベッドで眠るガーヤの顔が完全にドン・ジュアンではなく、可愛いガーヤの顔になってて、めっちゃ天使vvv


しかし、玉森君にMyojo201910月号の玉ヶ谷対談で「ベッドシーンある?」とか「脱ぐ?」とかやたらと聞かれて、「ベッドでのシーンはあるけど、脱ぐかは物凄い相談している」と答えてたガーヤでしたが、結局脱いだのかvv

(宝塚版はここはきっちり白いブラウスを着てたので、脱げるってことは男性ならではですな〜vv)

●彼を愛してる
ベッドで眠るドン・ジュアンの顔を見ながら「♪う〜〜ん」って歌うマリア。
あんな可愛い顔が近くで拝めるなんて、めっちゃ羨ましいv

っていうか、蓮佛さんのお顔が私の友達のスマ姐さんにそっくり(スマ姐さんの方が美人だけど)なので、LINEでスマ姐さんに「羨ましいです」ってメッセージ送った馬鹿な私。
そんなこと言われても困るよな〜…(^^;)

蓮佛さんの下着がモロ下着だったので、宝塚版のマリアの白いドレスみたいな下着と比べると、よりリアルな感じが。

で、目を覚ますドン・ジュアン。
「マリア、ずっと一緒にいてくれるか?」って子犬のような目で聞く可愛いドン・ジュアン。
「夜、君と眠り、目覚めれば君がいる。ただこれだけのことがこんなに幸せだなんて知らなかった」って、それまで女性と朝を迎えることなく、ヤリ逃げしてたドン・ジュアンが乙女みたいなことを。そして、マリアの「そうするのよ、そのために私達は出会ったんだから」って言葉に、「ああ、そうしよう」って答えて、唇ではなく、おでこにチューするっていうのも乙女になったドン・ジュアンv

で、マリアは一瞬ラファエルのことを言いかけるけど、ドン・ジュアンが白のふわふわのシャツ(これもガーヤに似合ってて可愛い)を着ながら「いつか、この街を出よう。誰も知らないどこか遠くへ」って言うので、どっか行くならいいや〜ってラファエルのことは言わないでおくことにしたマリア。

ここは宝塚では言ってなかったんですけど、ガーヤのドン・ジュアンは「
ドレスも食事も屋敷も宝石も、なんだっていい!君が望むものならなんだって叶えたいんだ」って、女子の大好きな物を全部与えてくれるっていう…。
それまでダメ男だったけど、超ハイスペックな男にvv
(私的にここに「食事」が入ってるのがポイント。服も大事だけど、食べ物も女子は大事vv)

マリアは「あなたがいれば、それでいい」ってお決まりの台詞を。

マリアは「そんなこと誰も許さないわね」って悲観的なことを言うと、超お気楽極楽のドン・ジュアンは「許し?許しなんていらない。例え誰に許されなくても、君と一緒にいられるなら、俺は奴らを許してやろう」ってめっちゃ上からなドン・ジュアン様ですが、奴らって誰?ドン・ジュアンは人に迷惑かけてただけで、ドン・ジュアンに許しを乞わなくちゃいけないような人は誰もいないよ??

ここで、2幕で2回目のマジチューを。(ここはドン・ジュアンから)

●愛だけが
そして、ドン・ジュアンが下着姿のマリアに白いショールを肩にかけてあげて。マリア「愛だけが」を歌うバカップルなドン・ジュアン。
「♪愛だけ 愛だけあれば他に何もいらない」ってホントにバカップルな歌。
マリアをお姫様だっこでベッドからおろして2人で歌うんですけど、めっちゃガーヤの下のパートがガーヤ的に音程が低くて辛そう。

最後の「♪2人で」って歌いながらまた「アハハウフフ」で舞台後方に走っていく2人ですが、宝塚版はここでもう一回ベッドインというv

5場 「セビリア郊外〜セビリアの街角」

♪「マリア」

●マリア
そして、その様子を見てたラファエルとエルヴィラ。
(どんだけ不用心な家なんだ)

ラファエルは荒れながら「マリア」を歌って、セビリアの街角で喧嘩を売ってボロボロにされます。

(宝塚版のラファエルの方が乱暴者なので、別に悪くない通行人にいきなり酷い暴力をふるい、最後は自業自得でやっつけられるって感じでしたが)

6場 「酒場」

♪「乱闘」
♪「明日の、夜明けに」
♪「嫉妬」

●乱闘
そして、なぜか真面目になったはずなのに、マリア連れで酒場に来ているドン・ジュアン。
(衣装だけは真面目になったので、白シャツにベスト、黒タイって素敵な衣装)
そこにラファエルと鉢合わせして、いきなりドン・ジュアンに襲いかかるラファエルですが、やはりなぜかドン・ジュアンのいそうな場所にどこでもいるドン・カルロが王子様のようにドン・ジュアンを助けます。

そこにマリアが登場し、ラファエルが「言ってやれよ、そこにいる偽物野郎に。さあ言え、恋人だって言え。君は俺と結婚する!そう言ったじゃないか」って言うけど…どう見てもドン・ジュアンと自分じゃ勝ち目ないって分かってるのに、よく言えるなあ…。

ドン・ジュアンはマリアに「どうして黙ってた?」って言うと、マリアは「言わなくちゃって思ってた。でも、言いたくなかった!言わずにすむなら、それでいいって思ってた」って言うんですけど、ここがまるで「Endless SHOCK」のリカの「私、知ってた。でも、それを口にするとコウイチが消えてしまいそうで、怖くて言えなかった」の台詞を思い出してしまう…。

●明日の、夜明けに
ラファエルがマリアにどっちを選ぶか詰め寄ると、ドン・ジュアンが「♪決闘だ、ラファエ〜〜〜ル」って「明日の、夜明けに」を歌いますが、このガーヤがめっちゃ好きすぎるvv
ラファエルがうけてたつと歌うと、ガーヤが「♪いい度胸じゃないか〜〜〜だが、どこまでも〜つかな〜〜楽しみにしてるぞ〜〜〜ぅ〜ラファエル〜〜〜」ってめっちゃ巻き舌のべらんめえ調になるのが似合い過ぎてるvv
宝塚版もここ、相当巻き舌になってたけどvv

で、マリアが「恐ろしい顔をしてる 笑って」って無茶なことを言って、最後「私のために人が死ぬなんて嫌!」って少女漫画の主人公みたいなことを言って、走って逃げちゃいますが、初日はここ、蓮佛さん、噛んでました。

マリアを追いかけるラファエル。

●嫉妬
そして、嫉妬に苦しむドン・ジュアンが「嫉妬」を歌います。
ここのガーヤの「俺だけが〜」の声がめっちゃ伸びやかで素晴らしいんですけど、ここでガーヤの後ろについてる亡霊と一緒に踊るのがめちゃ可愛い。
そして、ここで亡霊がドン・ジュアンのほっぺにキスしようと…。(ドン・ジュアンは避けるけど)絶対亡霊もなんだかんだでドン・ジュアンのこと好きだな〜…。

7場 「セビリアの街、各所」

♪「人は、何故」

●人は、何故
イザベルとファニータやセビリアの街の男女が椅子を用意して、「どうして男は?」って歌を歌いますが、途中でラファエルも椅子の上を歩き、歌に参加。
そこまでは宝塚版と一緒だけど、今回違うのはダンスがより前衛的になってて、セビリアの男女が命がけの椅子取りゲームみたいなのをはじめちゃって、最後全員死んだ…的な踊りを。そして、椅子の中にたたずむラファエルとかめっちゃ前衛的だ…。

8場 「ドン・ジュアンの邸」

 

♪「誰に対しても情けはかけない」

●誰に対しても情けはかけない
またドン・ジュアンの家にまで押しかけるドン・カルロがフェンシングの名手であるドン・ジュアンが勝つんだから、ラファエルに情けをかけて明日の決闘に行くなって忠告を。
この時のガーヤの衣装は1幕の不真面目時代の黒の衣装に。ジャケットも着てます。

(この時螺旋階段にアンサンブルの人が集まって、みんなACTシアターのロビーに置いてあった「ファントム」のウチワみたいな仮面を被ってコーラスを)

この時の歌がタンゴで、ドン・カルロの歌に合わせて、ガーヤがフェンシングの型をやるのがめちゃ素敵vv

剣をなでる時のガーヤの狂気の顔も素敵vvv

ガーヤが剣をさばく様子が、まるでSHOCKの殺陣をやってる時の光一さんのようにカッコいいvvv

宝塚版のドン・カルロとドン・ジュアンがタンゴを踊るっていう演出も捨てがたいけど、ガーヤの殺陣の美しさを堪能できるので、ガーヤ版はこれでいいのかもvv

「♪俺の命奪うと誓った男は殺す!」って剣を刺す動きをするガーヤの目がとにかく素敵vvv

途中からドン・ルイパパも出てきて、このパパも人が良すぎるので、ラファエルを助けてやれってドン・ジュアンに忠告を。
しかし、ドン・ルイパパには亡霊が見えているのか、亡霊に剣をさりげなく刺してるのが凄い。

そして、最後に「♪戦いに落ちていく」のところで、剣を床に突き刺すガーヤが、やっぱりEndless SHOCKの一幕の最後の本物の刀を階段の床に突き刺すコウイチに被る〜〜vv

で、一番最後「愛に呪われた男」って亡霊がその剣を抜くんですけど。

9場 「教会〜抽象的な空間」

♪「一人」
♪「運命のサパテアード」

●教会
で、螺旋階段の人達が今度はキャンドルを持って、舞台は教会に。
そこで、息子のために祈りをささげるドン・ルイパパ。

そこにどのツラさげて来たのか、エルヴィラが。
でも、ドン・ルイパパはめっちゃ物分りのいい人でエルヴィラのことも許してしまいます。
しかし、ドン・ルイパパに「今でも息子を愛してくれているのか?」って聞かれて、「はい、私の夫ですもの」って、まだ「夫」って言ってるエルヴィラが怖い…。

●一人
祈りながらパパは「一人、ただ一人、世界中を敵に回しても私一人愛してやろう」って歌うんですけど、どこまでいいパパなんだ…。

一方イザベルがドン・カルロに「愛しているの。あなたと同じ」って言ったのは、どっちに対してなんだろ??
イザベルとドン・カルロも「一人」を歌って、主要キャストがみんなで歌ってると、後ろからガーヤが「♪一人〜〜生きる孤独に〜〜もう戻りたくな〜い〜」ってここもまだジャケット着用の1幕と同じ衣装で登場。腰には剣をぶらさげてます。
ここが物凄いカッコいい〜〜〜。
でも、宝塚版はここでカッコいいマントで登場してたので、マント着てほしかった…。
この曲の最後で「ひとり〜〜あさを〜〜ま〜〜つ〜〜〜」って伸びやかな声で歌うガーヤもすごい素敵〜〜〜。

●運命のサパテアード
亡霊がドン・ジュアンに「答えは出たのか?お前が成すべき結末だ」って問いかけると、ドン・ジュアンは「俺は俺の決めた道を行くだけだ」って言って上手にハケます。カッコいい〜〜。

ステージに残ったガーヤ以外のキャストを操るかのように亡霊がタップをはじめて「う〜〜」って叫ぶと、キャストが弾き飛ばされ、ラファエル以外のキャストは外側に配置。

10場 「セビリアの街外れ〜夜明けの決闘」

♪「夜明けの決闘」

●夜明けの決闘
後ろから「逃げずに来るとはいい度胸だ」って俺様ドン・ジュアンが登場。
剣を腰からぶらさげ、手には皮手袋っていうスタイルがカッコいい〜。
衣装は黒いブラウスとベストに。

しかし、ラファエルはドン・ジュアンと戦うことに躊躇してしまいます。(結局この話、みんなドン・ジュアンが好きになるんですよね…)

「ラファエル、お前を殺す!!」って怒鳴りながら激しく剣をふるうガーヤがめっちゃかっこよすぎるv
ホントにすごい激しい殺陣で息もつかせぬ迫力。

ドン・ジュアンはフェンシングの名手なので、圧倒的にラファエルに優位に立ってますが、それでも負けを認めず、起きあがってくるラファエルの足を「バカ野郎!!」って言って、ぶっさす、ドン・ジュアンがホントに素敵すぎるvvv

亡霊が「戦いに勝つ。それはお前の敗北だ」って出てきます。
更に亡霊は「人は、愛のために生きている。だが、お前は違った。お前は人では無かった」って言うんですが…やっぱりドン・ジュアンは人ではない悪魔の子っていうのを表現するためには、少年ドン・ジュアンが母親を犯すのは入れた方が良かったと思う…。
それが無いと、ドン・ジュアンはただのヤリチンだもの…。

亡霊は「お前が倒すべき敵は、こいつでは無い!」って言って、「他に誰がいるっていうんだ?」ってドン・ジュアンが言うと、出演者がみんなドン・ジュアンを見るという演出。
こんな分かりやすい演出は宝塚版は無かった。

「化け物め!俺は分かったぞ〜!!」って気付いてしまったドン・ジュアン。

そして、ドン・ジュアンが「さあ、ラファエル、来い!!!」って叫んで、自分で自分の剣をわざと落としてラファエルに刺されるドン・ジュアン。
ここ、ホントにEndless SHOCKの一幕で本身の刀に向かっていって切られるコウイチのようで…結末は知ってるのに、とにかく息ができない衝撃でした。

11場 「人である為の死」

 

♪「愛のために、俺は死ぬ」

その後、倒れた後のガーヤのエッロい顔…。声もエロい…。
バラの花びらがガーヤの上に落ちてくるのも…。

自分で刺された剣を抜くガーヤもめっちゃSHOCKのコウイチに被る…。

●愛のために、俺は死ぬ
そして、「愛のために、俺は死ぬ」を感情豊かに歌うガーヤ。
刺されたドン・ジュアンに真っ先に駆け寄るのもマリアじゃなくて、ドン・カルロ。
ドン・ジュアンはカルロの手を握ります。
(やっぱりカルロはドン・ジュアンが大好き)
歌詞でも「人として死にたい」とか「馬鹿げた人生だ、人である為に死ぬなんて」って出てきますが、最後は「彼女の心で生き続けるために、愛のために、俺は死ぬ」って言ってるので…ドン・ジュアンが死を選んだのはマリアのためではなく、自分がマリアの心で生き続けるため…結局自分のために死んだのかな…っていう、最後まで自分しか愛してなかった人だったんだな〜と。

しかし、宝塚版もすごかったけど、ガーヤの歌もすごくて、壮絶な最後に思わず涙が…。(いや、自業自得なんだが…)

歌い終わって、大の字になって倒れるドン・ジュアン。

12場 「ドン・ジュアンの死」

 

♪「ドン・ジュアンの死」

ここでマリアがドン・ジュアンにキスを。(ここが2幕で3回目のマジチュー。1幕は多分12回程度してると思うので、一回の公演でガーヤは女性と15回キスするって、めっちゃ疲れるだろうなあ〜…)

●ドン・ジュアンの死
みんなでドン・ジュアンの死を悼んで「ドン・ジュアンの死」を歌うんですけど、ドン・ルイパパはホントに人がいい…。一人息子を殺されたのに、誰のことも恨まないって…。
こんないいパパが一人になって、結局相続とかどうなるのかな??

ドン・カルロも死ぬことは無いと抱き留めたいって悲しんでますが、マリアは「生きてる、ドン・ジュアンは今も」ってドン・ジュアンの思うつぼに。

で、亡霊の後ろに隠れたガーヤですが、亡霊がくるっと、ガーヤを前に出して、ガーヤの目の前で手を振りおろすと、ドン・ジュアンが目を覚まし、なんかどこか幸せそうな顔で「♪夜明けの大地が〜愛に赤く染まる〜 愚かな旅路の果てに気がついた〜世界を満たしてる愛に〜〜」って歌って、ここ、めっちゃ感動的なラストシーンでした。

結局亡霊の後をついて、センターハケ口からハケるドン・ジュアン。

なんだかんだで、ドン・ジュアンを最後に手に入れたのは騎士団長の亡霊だったんですね〜。

カーテンコール

●カテコ1
BGMは「悪の華」。

最初にアンサンブル@が下手から登場。
次に男女混合のアンサンブルAが下手から登場。
次に女性ダンサーが下手から登場。

次にアンダルシアの美女、騎士団長、イザベルがやはり下手から登場。

次にイザベル、ラファエル、ドン・カルロが下手から登場。
ラファエル役の人は玉森君の同級生とのことですが、いつもありがとうございました的なことを言ってますね。

次にドン・ルイパパが一人で登場。

ここで、BGMが変わって「石の像」に。
で、マリアが螺旋階段から登場。

最後にBGMが変わって「エメ」になり、ステージ中央の大地の割れ目のところから座長ガーヤが登場。
上手、下手とキャストを呼んで、最後に両手を広げてキャスト全員を前に集めて、三方礼。
この時の並びは
アンダルシア、エル、亡霊、パパ、ガヤ、マリア、ラファ、カルロ、イザベル
並び。

●「何かが変わり始めている」
「エメ」で終わるのかなと思ったら、ガーヤが突然右手を振り上げて、キャスト全員で「何かが変わり始めている」を手拍子叩きながら、みんなで回って歌い出しましたv

すごい粋だな〜って思ったvv

ガーヤもめっちゃ楽しそうvv
もうこの「♪セビリアの 土の上」ってずっと頭に回りますよねvvこの曲、すごい好きvv
回った後、一列に並んでちょっと踊ってくれるのがまた粋。
「大地の上」の手をジグザグにやるダンスがすごい好きなんだけど、初日はやってたけど、やる日と省かれる日がある。
で、最後みんなで「オレー!!!」
ホントに感動的なカテコ。

ガーヤが「ありがとうございました」ってめっちゃいつものガーヤに戻って、客席に手を振って蓮佛さんと螺旋階段からハケるガーヤ。

カテコ2

●カテコ2
ガーヤが一人でステージに登場。(後から全キャストも来るんですが、最初下手、次に上手を呼び寄せて、最後に全員を。)
F:「今日はですね、ドン・ジュアンの原作を作ってくださったフィリックスさんが観劇に」ってことで、フィリックスさん1階のI列のセンターにいました。
みんなで「オレー」ってフィリックスさんに拍手。
そして、「ありがとうございました!!」ってハケていくガーヤ。
BGMは「変わる」。
で、また蓮佛さんと螺旋階段からハケるガーヤ。

カテコ3(初日と、9/18夜のみ)

●カテコ3
下手からガーヤが一人だけでステージに登場。
F:「みなさんありがとうございました。またね〜」って言って、めっちゃ手を客席に振りながらハケていきました。

【感想】
とにかく良かった!良くないところがどこにもなくて、私が観たかったガーヤが全て観れたっていう凄い舞台でした。

ガーヤは歌が上手いのでずっと主演でミュージカルをやってほしかったんですけど、その夢が叶ったって感じですかね〜。
しかし、ガーヤは最近なぜか声がちっちゃ…って思うことが多かったけど、今回は芝居でも歌でも、すごく聴きやすい大きな声になってて良かったvv
発声もかなりトレーニングしたんでしょうね〜。

フラメンコもあのところどころキメキメのスピード感がガーヤに合ってて、すごく良かったし、フェンシングもものすごくキレがあって、ホントにSHOCKのコウイチとヤラの激しい殺陣を見てるような迫力がありました。

そして、絡みについては思っていたよりもすごくて、一日こんなに女性としてるんだから、さぞかし疲れるだろうなあ〜…って…思ったのと、一回も失敗しないで全てキレイに見せているのがさすが。

芝居もすごく良かったですvv「滝沢革命」の「裏切り者の太輔」がすごく好きなですけど、ホントに裏切り者の太輔が戻ってきたかのようなvv

ってことで、思い描いていたガーヤの主演ミュージカルよりも、このドン・ジュアンはそれ以上の、100点満点だとしたら、私は200点あげたいくらいの内容でした。

生田さんの演出もすごく良かったし、衣装も宝塚の方がやってらしたので、衣装もいいし、他にもこの舞台には宝塚出身者の方が多数関与してくださってたので、こんなにいいのかな〜と思ったので、もし、またガーヤが主演ミュージカルをやる時は、是非宝塚の方に手掛けていただきたい…って思ったのと…毎年じゃなくてもいいので、いつか、このドン・ジュアンの再演もしてほしい…。

こんなにガヤ担で良かったって思ったことって無かったんですけど…この舞台の間はずっとガヤ担で良かったって思えたし、幸せだったなあ〜。

ってことで、とりあえずのテキストだけアップしちゃいましたが、まだまだ絵にしたいこと沢山あるので、追加されていくと思います。

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