野鴨 -Vildanden-
2022/9/3
18:00(初日) 世田谷パブリックシアター
レポ1(詳細レポ@(一幕)、グッズ) 最終更新日2022/9/19
2022/9/3 初日 詳細レポ@ (一幕) |
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リンク集 |
私の行った野鴨のレポのリンクです。 |
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GOODS |
ヴェルレ役の大鷹さんがパンフで、グレーゲルスの「テーブルの十三番目に着く」って台詞について考察してましたが、私は最初は大鷹さんの考える後者の意味だと思ってたんですよ。 野鴨は何の比喩か?っていう質問で、ガーヤは「幸せの象徴」って言ってたのですけど…これも色々考えてしまって、結論が出ない。 あと上村さんとガーヤの対談があって、(ガーヤがオーデマ・ピゲのめっちゃ高そうな時計をつけてた…)ガーヤはクセのある役が続いてるっていう話で、「よくつかみのギャグのように言うんですけど、王道の役も来ないし、恋愛物も来ない」って。王道の恋愛物…はバス恋とかもあったし…なくは無い(^^;;) なんかこの作品を観て、イプセン作品にも興味が出たんですけど、ガーヤには「ゆうれい」の息子役とかもいいんじゃないかな〜ってv
色はグッズ売り場の女の子がカーキのTシャツから白いブラウスの襟を出してるのが可愛かったので、カーキもいいなー…ってちょっと思ったけど、あれはあの女の子が可愛いから…とネイビーに。 でも、このTシャツのデザインでショッピングバッグ作ってくれたら絶対買ったのにな〜って。勿論縦型で…。(今回ショッピングバッグが無いので、前回のドン・ジュアンバッグ持ってきてるヲタクが結構いました^^;;) |
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(詳細レポ) |
※パンフレットに場名等の記載が無いので、私が勝手につけたものです。 エクダル老人がいなくなった後、使用人はエクダル老人に与えられてるのは、簡単な記録の仕事で、エクダルは昔は軍の中尉だったけど、落ちぶれたって話や、ヴェルレから工場の経営を任されていて因縁があったって話を。 |
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「1日目:ヴェルレ家/グレーゲルスとヤルマールの再会」 |
そこへパーティの招待客(でぶの紳士をレリング役の伊達さんがやっているのですが、あんな痩せてる人がマスクかぶってるのかな?別人のようなデブになってました。あと、眼鏡の紳士はモルヴィク役の山森さんが)を挟んで、ヴェルレと息子のグレーゲルス、そして、息子の親友のヤルマールが登場。 ガーヤのパンフよりもより、グレーゲルスっぽい見た目(髪型とつけモミアゲ)にビックリ。 ヴェルレは招待客が13人だったことを「13なんていう不吉な数はありえん」って怒ってます。 で、ヤルマールは「俺なんか招待すべきじゃなかったんだ」って言いますが、「今夜のパーティは僕のために催されたものなんだ。たった一人の親友を招待できないなんて」って言います。 ヤルマールはヴェルレにはあの一件以来嫌われているって言いますが、グレーゲルスは「どうしても君と話がしたかった。すぐまた出発するから」って。 ヤルマールの近況を聞くグレーゲルス。 更にヤルマールが結婚できたのもヴェルレの計らいって聞き、しかもその相手が自分の家の小間使いだったギーナと聞いてまた驚くグレーゲルス。(ギーナはグレーゲルスの母親の具合が悪くなってから、やってきて、家のことを仕切りだした女って記憶がグレーゲルスの中に蘇ります。) そこにヤルマールの父親のエクダル老人が入ってきて、人が変わったような姿に驚くグレーゲルス。 ヤルマールに詩の朗読をしてほしいというセルビー夫人だが、断るヤルマール。 で、帰るっていうヤルマールに「後で伺うよ」っていうグレーゲルス。 |
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「1日目:ヴェルレ家/父親との口論」 |
グレーゲルスは父親にエクダル老人のことを問いただします。 |
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「1日目:エクダル家/グレーゲルスの訪問」 |
暗転では優雅な音楽が鳴りますvv ヤルマールの家では空き部屋があって、借り手を探してるけど、見つからないって話を…。空き部屋なんかなければ良かったのに…。 そこにヤルマールが帰ってきて、エクダル老人がさっきヴェルレの家で会ったのに…ってヤルマールがシカトしてたことを指摘。ヤルマールは一緒に帰ろうとしたんだけど…ってお茶を濁します。 しかし、パーティで詩の朗読とかしたの?って聞かれたら、突然家族に「なんで余興をしなくちゃいけないんだ!」って大声で怒鳴りだす、かなり情緒不安定なヤバイ男のヤルマール。
家ではモラハラだけど、外面だけはいい…ホントにモラハラ男の典型的なタイプで、マジでヤルマール、クソだな…) ガーヤのこの「パーティからも、家からも」って台詞は私が観たやつだと9/14から「パーティからも、家からもね」って、「ね」が追加されてて、なんかガーヤっぽくて可愛くなってるv グレーゲルスちゃんはヘドヴィクのことをギーナに「今に段々あなたに似てきますよ」って言うけど、ヤルマールは「俺は??」ってジェスチャーするけど、それはシカトするグレーゲルス。 そこにエクダル老人が服はガウンなんだけど、帽子だけ中尉だった頃の帽子を被って登場。 |
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「1日目:エクダル家/二階の納屋」 |
二階に上がるグレーゲルス。(あがるところまでで、あとは音声だけ) |
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「1日目:エクダル家/居間」 |
そして、また1階に戻り、「野鴨ってこんな室内で大丈夫なんですか?」ってグレーゲルス。 ヘドヴィクはそんな自分が野生と言うことを忘れてしまった野鴨を「あたしの野鴨」って言います。 で、今日は帰るっていうグレーゲルスですが、エクダル家の空き部屋を「僕が使ってもいいかな?」って厄介な提案を。 グレーゲルスが帰った後、「犬になりたいだなんて、変なこと言うわね」ってギーナが言うと、ヘドヴィクは「あの人、何か別の意味で話してたんじゃないかな。あの人、話してることとまるで違うことを考えてるように見えた。始めから」って鋭いヘドヴィク。 |
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「2日目:エクダル家/朝」 |
で、また優雅な音楽の暗転が。 で、写真の仕事を一応してるヤルマールですけど、すぐに飽きちゃって、父親と一緒に2階で野鴨と遊びたいヤルマール。 そこにギーナが来て、その日の夕方前に撮影の仕事が入ってるって言うと、「夕方前は俺の昼寝の時間じゃないか!」って怒鳴るヤルマール…。 で、とりあえずまた仕事をするけど、野鴨の羽音が聴こえると我慢できないヤルマール。そこにヘドヴィクが来て、仕事は自分が手伝うので、お父さんは二階に行っていいって言います。 そこに掃除を人任せにして外出から帰ってきたグレーゲルスちゃんが登場。 しかし、グレーゲルスとヘドヴィクは実は兄妹なだけあって、気が合うみたいで仲良く話してる。 野鴨を「あたしの野鴨」っていうヘドヴィク。 |
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「2日目:エクダル家/昼食会」 |
そこにお昼の支度が出来て入ってきたギーナ。 ギーナに「あなたがこの写真屋をやっているようなものじゃないですか」って言うグレーゲルスだけど、ギーナは「ヤルマールのような人に一日中写真のことばかり考えてほしくない」「ヤルマールはありふれた人じゃない。分かりますか?」って、ギーナもヤルマールをグレーゲルス同様、ホントはクズ野郎なのにかいかぶってる…。 そこに銃声が。 グレーゲルスちゃんは自分がお部屋を汚したことについて、何もしてないヤルマールに「こっちこそ悪い」ってちっちゃく一言だけ言っただけで、何も悪びれてない…(^^;) ヤルマールも「仕事は大体ギーナに任せてる」って言って「俺はもっと大事なことに専念してる」って偉そうなことを言って、それは発明だって言います。 そこに下宿人のモルヴィクとレリングがやってきます。 4人の昼食会がはじまります。 レリングはヤルマールに「君は幸せ者だ。素晴らしい使命があって、それに努力してる」(実際は何もやってないどころか考えてもいないけど)「それに健気な奥さんが君に尽くしてくれる。そしてヘドヴィク」って言って、「どうです?幸せな一家団欒の風景は?」って言うと、グレーゲルスちゃんは「僕はどうも、こういうの弱いんでね。毒された空気は」って。 そこにヴェルレが登場。 財産についても無欲なグレーゲルスちゃんは「いりません。良心が許しません」って。 ヴェルレも諦めて帰っていきます。 レリングは「今になってあの発作が出なければいいんだが」「正義病」「いつだって自分が正しいと思い込んでしまう病気」とグレーゲルスのことを。 (二幕のレポに続く) |
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