DON JUAN 2021
2021/10/07 18:00(初日) 梅田芸術劇場
 レポ1(詳細レポ@(一幕)、グッズ、会場の様子、その他) 最終更新日2021/12/19

2021/10/7 初日 詳細レポ@

リンク集

私の行ったドン・ジュアン関係のレポのリンクです。
舞台の内容については、初日ベースの詳細レポ@、Aをご覧ください。他の日のレポは相違点や感想等です。

◆レポ1(大阪) 2021/10/7 初日(詳細レポ@(一幕)、グッズ、会場の様子、その他)…このページです。
レポ2(大阪) 2021/10/7 初日(詳細レポA(二幕、カテコ))
◆レポ3(大阪) 2021/10/810/9昼、10/17昼(大阪千穐楽)(感想、大阪旅行レポ)(未作成)
◆レポ4(東京) 2021/10/23昼、10/30夜、11/6昼(前楽)、11/6夜(東京大千穐楽)(感想、食レポ等)(未作成)

GOODS

前回もありましたが、今回も当日のチケット持ってる人だけの事前販売があって、無事にグッズを購入することが出来ました。
この日は梅芸の上のホテルに泊まっていたので、事前販売でグッズを購入し、すぐにお部屋に戻ってグッズは置いて、開演直前まではお部屋でゆっくり休んで…が出来て、非常に楽だったv

●パンフレット…前回の箔押しに比べると随分地味な…。でも、表紙の悪の華は…今回は薔薇の花でしたけど…。しかし、中を開けると写真は全て素晴らしかったvv

とにかく、エロい〜vvガーヤの着エロ写真がいっぱいvv
やっぱりガーヤはエロの天才だと思いましたvv
サンドの伊達さんがこの舞台観た後、パンフレットを全部読んだっていう気持ち、分かりますv

対談もすごく良かったし、キャストの方のインタビューもホントに良かった。

ただ、謎なのが、ガーヤがスナフキンのようにギターを持ってる写真が2枚あり…。
ドン・ジュアンは剣の名手だけど、裏設定でギターの名手っていうのもあるのかしら…って思ったけど、特になんも関係なさそうな…。

生田先生がパンフで自分にとってのミューズとおっしゃってる真彩さんをガーヤの相手役にキャスティングしたってことが、ホントに先生がガーヤの才能を買っていらっしゃるんだなあ〜って感じました。

あと、鶴見パパはホントはドン・ルイは前回で最後にしようって思ってたそうですけど、ガーヤが去年、鶴見さんの舞台を観に来てくれたそうで、そこでピンときて、引き受けたって話が。
結構ガーヤはこれまで自分が共演してきた人との繋がりをこまめに大事にしてますけど、そういうガーヤだから、今回、アンサンブルの方にいたるまで、殆どのキャストが前回と一緒…っていう奇跡がコロナ禍の中で実現したのではないかと…。

そして、真彩さんがガーヤと共演するからって、ローラースケートやバク転の練習始めた話を聞いて、ガーヤが「ヤベー人が来る…」って思った話は笑ったvv

Tシャツ…普段はTシャツは買わない私ですが、やはり自担の舞台なので、購入。
しかし、前回のグッズのデザインは可愛かったのに、なんで今回こんな感じになっちゃったんだろ?

タグは前回同様、トラスというメーカーのロゴでした。

裏は薔薇のモチーフもあって、少し可愛い。(茎にドン・ジュアンって書いてあるし)

…っていうか…マジでこの薔薇モチーフでいくらでも可愛いデザインのTシャツなんかできそうなのに…。

●ショッピングバッグ…こちらもなんでこんなデカデカと「ドン・ジュアン」って入ってるんだろ?肩かけ部分はいらないので、持ち手の紐をもう少し長くして、内ポケットをつけて、ロゴは、「DEAN & DELUCA」のトートバックに空目するような、もう少し小さいゴシック体の白抜き文字にして、色は黒地に白文字か、赤地に白文字か…にしてれば、もっと売れるのに…。

(会場には前回のバックを使ってる人が多くて、これはあんまり使われてなかったけど、沢山物が入るし、丈夫なので、勿体ない…)

●ポーチ…こちらも文字だけのデザイン…。
やっぱ可愛くない…。
そして、ポーチなのに、マチが無い…。
これじゃアクスタケースとしての使い道しか無い気が…。

●フライヤー(2021/8/9

フライヤーは8月に日比谷のゴジラのところまで貰いに行きましたv

いっつもガーヤ関係の無料の物って、沢山持っていくモラルの無い人が多いから入手できなかったけど、今回は一人1枚しか貰えないので、ちゃんと入手出来ましたv

会場の様子(大阪)

●梅田芸術劇場…大阪会場の様子ですが、特に梅芸は大きな看板も出てませんでしたし、劇場花もなんにもありません。

 

ただ、劇場の柱にポスターがあるのと…

 

早い時間はこんなふうに扉の中にしまわれてますが…

 

時間になると出てくる、こんなボードがあるくらい。

梅芸の自販機は、偶然か、ガーヤを意識してか、桃の天然水や、ピーチクラフトティーなんかの桃の飲み物が多い気がしました。

SET LIST
【一幕】
※赤字はガーヤの歌う歌
※青字は今回追加された歌

1場 「彼は全てを持っていた。本当に大切なもの以外は」

♪「彼は全てを持っていた。本当に大切なもの以外は」

【一幕】
「1場」
今回の舞台のセットは、前回と全く一緒の下手に螺旋階段があって、後はおそらく「スペインの赤土」をイメージしたシンプルなセットでした。

●「彼は全てを持っていた。本当に大切なもの以外は」
冒頭は赤い土をイメージした赤いドレスのアンサンブルの人が踊ってから、主要キャスト4人が登場っていうのも前回と全く一緒。
みんな衣装が前回と一緒でしたが、エルヴィラだけキャストが変わったため、衣装が変わってました。前回はもうちょい地味な服だったけど、今回はネックレスや、イラリングなんかのアクセサリーもジャラジャラつけて、めっちゃレースがたっぷりのドレスでした。

ドン・ルイ、ドン・カルロ、イザベル、エルヴィラの4人がドン・ジュアンのことを、全てを持っていたという台詞もほぼ一緒ですが、前回は「そして、女」って言いきってたイザベルの台詞が「そして、女たち」って複数形になったvv

あと、これもイザベルの台詞ですが、前回は「死にたくないという欲望」っていうそれが魅力の一つ?ちょっとよく分からないな…って台詞が、「命を焼きつくす欲望」に変わりました。

その後、「彼は全てを持っていた。本当に大切なもの以外は」を歌って、相変わらず、めっちゃガーヤのハードル上げてるオープニングだ。

2場 「ドン・ジュアンの登場〜騎士団長の娘との逢瀬〜騎士団長の怒り〜決闘〜呪いの始まり」

 

♪「偉大な男の死」

●2場
前回同様、セットのスペインの赤土が半分に割れて、逆光の中、黒い衣装のドン・ジュアン様登場vv
(ここで、脳内に「いよっ!ドン様!待ってました!!」って声が流れるんだけど、我慢して、その声を拍手に…)

衣装は前回と全く一緒の衣装ですけど、髪の毛のヅラが前回よりも長くなってて髪の毛も黒くなったような?左耳だけイヤカフをつけてるvv
そして、前回は一幕は紐のアクセサリーで、二幕はリボンで結んでいた髪の毛が、今回は一幕も二幕もリボンで結んでました。
そして、胸元が最初っから開けすぎてて、なんかエロいけど、大人になって精悍な顔つきになったドン・ジュアン様がそこにいました。

で、騎士団長の娘(前回同様花岡さん)との逢瀬のくだりは、前回と全く一緒。(でも、キスはマジチューじゃなくて、コロナ禍だからキスする振りだけに)

自分の父親がドン・ジュアンと決闘するのに、ドン・ジュアンから脱いだ上着を渡されて、まるで運動系の部活で一番人気の先輩に上着を渡されたマネージャーみたいに嬉しそうな顔を騎士団長の娘がするのも一緒。
でも、そして、娘に上着を渡した後、ドン・ジュアンが下手の螺旋階段のところで、振り向いてニヤってする顔が絶品v
これだけで下手席サイコーって思ってしまう。

そして、決闘に現れたドン・ジュアンは上着を脱いだのに、また着てて…着るんか〜〜い!!っていうのは前回と一緒。

で、余裕で騎士団長を殺してしまうドン・ジュアンと、父親が死んでやっと目が覚める娘…っていうくだりも一緒。

●「偉大な男の死」
騎士団や葬送の女が、広場に像を建て騎士団長殺しのドン・ジュアンの罪を逃さぬように…と、「偉大な男の死」を歌いますが、葬儀の列にいる娘がドン・ジュアンと目が合うと、泣きそうになりながらその場を走り去ります。

ただ、前回はそんな団長の娘の様子すら楽しそうな極悪人のドン・ジュアンですが、今回はそこまで悪い顔ではなかった(^^;)

でも、そこに騎士団長の亡霊が現れ、ドン・ジュアンに「お前は愛によって死ぬ」と呪いの言葉をっていうのも前回と一緒。

3場 「セビリアの往来、タベルナやタブラオの軒先・昼」

 

♪「石のような冷たい心」
♪「俺の名は」

「3場」
セビリアの往来で、昼間っから酒をかっくらってる、ろくでなしのドン・ジュアンvこの辺のくだりも前回の一緒。
●「石のような冷たい心」
そこにドン・ジュアンの昔の女のイザベルが来て、「石のような冷たい心」を歌います。

この時、イザベルにグラスでもった手でほっぺを小突かれてる可愛いガーヤは今回も健在vv

で、セリビアの女たちがこの歌を歌ってる中、前回はガーヤが色んな女とマジチューしてましたが、今回は全て、キスの振り。

そして、ガーヤのタバコを咥えたダンスも健在。
前回は、その吸ったタバコを昔の女(その2)のファニータ(則松さん)とキスして咥えさせるシーンもありましたが、今回はマジチューもタバコを咥えさせるのも無くて、ガーヤは自分の持ってたタバコをファニータに渡すだけ。

でも…ファニータ(は舞台上手に移動してから、ガーヤの吸ってたタバコをふかしてたので、唯一この舞台でガーヤと間接キスをしている女なんですよ〜。
なので、一番ガーヤと濃厚接触してるのは、マリアじゃなくて、ファニータなんです…。

そこに、ドン・カルロがドン・ジュアンを探してるエルヴィラという女を連れてきます。

今回も「私、彼の妻です」って寝ぼけたことを言って、酒場の女たちに嘲笑されるエルヴィラ。
しかし、前回のエルヴィラよりも今回は酒場で酷い目に遭う天翔愛ちゃん…。めっちゃ女達にスカートめくられたりしてる…。お嬢様なのに…。

で、エルヴィラがヒステリックになると、後ろを向いてたドン・ジュアンが「おい!!」って、舞台開始15分ずっと喋ってないガーヤが初めて声を…。
「随分気安く呼ぶじゃないか。お前たち。俺の名前をなんだと思ってるんだ?」って前回同様ヤカラな台詞を言ってる間、それを聴いてる女達が身もだえしてるっていう地獄絵図…(^^;)

●「俺の名は」
で、「♪俺の名は刑罰」って「俺の名は」を歌うシーンは前回と一緒ですが、ホントにキタ〜〜って感じで、好き!
玉森君もテレビジョンで「俺の名は」が一番好きって言ってたけど、私もこの曲が一番好きなんですよね〜。

テーブルクロスを使ったダンスや、椅子の上を渡り歩き、エルヴィラも相当なドMなので、ドン・ジュアンに手を伸ばしたり、ドン・ジュアンがイザベルといちゃついてる時、ドン・ジュアンの持ってるテーブルクロスを引っ張って、イザベルと引き離そうとしてる時の女の執念の顔が凄かったv

で、なんとかドン・ジュアンを引き寄せて、一瞬目がハートになるけど、ドン・ジュアンの自分を見る冷たい目に現実を知ってしまうエルヴィラ…っていうのも前回と一緒。

「♪俺の名は甘く獲物誘う罠だ」で、ガーヤが女たちに手を伸ばすと、女たちがその手を求めて地獄の亡者達のように手を伸ばす様が、相変わらずガーヤと私達ガヤ担の姿を見てるみたいだった。

そして「ハッハッハッハ」って笑いながら、女たちを引き連れて、エルヴィラの元から去っていくドン・ジュアンっていうのも一緒。

4場 「兵士の練兵場」

 

♪「友よ、共に」

「4場」
●「友よ、共に」
出立を翌日に控えてる兵士ラファエル(玉森君の同級生)たちが訓練をしながら、「友よ、共に」を歌い、出立まで休暇を貰ったラファエルの元に恋人であり、彫刻家のマリアが騎士団長の石像を作る仕事を請けたって報告しに来ます。
前回と違って今回のラファエルは結構いい奴で、しかもマリアともラブラブ。
そして、ここで、初めて真彩さんのマリアが登場しますが、マリアの衣装は前回よりも汚れてる感じにはなってるけど、前回よりも肌の露出が多い気が…。

ラファエルはそこでみんなにマリアと結婚するって宣言を。

そして、ここで前回には無かった「石」っていうアイテムが。
このシーンでは、マリアが石を持ってます。(でも、前回の蓮佛さんのマリアの方が仕事ヲタクな感じはした)

で、前回のラファエルは「結婚したら子供も出来るかもしれないからこの仕事を最後にすることを考えてくれ」って割ともっともなことを言ってたけど、今回は仕事を辞めてくれとも言いかけたけど、言ってないし…、ラファエル役の平間さんが言ってたように、ドン・ジュアンさえマリアの前に登場しなかったら、この2人は上手くいってた…っていうのも分かる感じでした。

5場 「ドン・ルイ・テノリオの邸」

 

♪「お聞きください」
♪「伝えてください」

「5場」
ドン・カルロがエルヴィラをドン・ジュアンのところに連れていったことを余計なことをしたって謝って、「散々な目に遭いました」って言ってるところは前回と一緒。
修道院に帰ろうとするエルヴィラだけど、ドン・カルロはドン・ジュアンの父のドン・ルイのところへ行き、窮状を訴えようって、お節介をするのも前回と一緒。

●「お聞きください」
「伝えてください」
よこーさんが真似してるらしい。ドン・カルロの貴族の挨拶がホントにカッコいいvv
で、ドン・ルイの屋敷に連れていかれたエルヴィラは、ドン・ジュアンに妻にすると言われたのにヤリ逃げされたことをドン・ルイに訴えるのも一緒。
しかし、この時点でのエルヴィラの要求はドン・ジュアンに「伝えてください」ってそれだけだったはずなのに…。

しかし、ドン・ルイのお屋敷はお皿やカトラリーは浮いてるし、燭台は回ってるし…ポルターガイストの館…。

ドン・ルイはエルヴィラが貴族の娘なのに手を出したことが体裁が悪いので、息子を連れてくるようドン・カルロに命じます。

6場 「セビリアの街角・夜〜ドン・ルイ・テノリオの邸」

♪「君の父上からの伝言」
♪「息子よ」

「6場」
ドン・カルロがドン・ジュアンを探し出すと、ドン・ジュアンは螺旋階段でスベタな女(小石川さん)と、酒を飲みながら、女の肩に酒をぶっかけたりしていちゃついてるシーンはありましたが、前回は女の肩にかけた酒をドン・ジュアンが口で吸ったりもしてましたけど、今回はそれは振りだけ…。

●「君の父上からの伝言」
で、ドン・カルロがドン・ジュアンに「来てくれ」って頼むと、最初は反抗してたけど、「いいだろう」って帰ることに。(そして遊んでた女はそこで捨てられるのも一緒)

ドン・ジュアンが実家に帰ると、ドン・ルイパパはお説教。
ドン・ジュアンは「用が済んだら帰ります。暇じゃあないんで」って言いますけど、お前が暇じゃなかったら、誰が暇人なんじゃい!!って突っ込みたくなるのも前回と一緒。

●「息子よ」
パパは母親の話を出すけど、やっぱり少年の時、ドン・ジュアンが母親を犯して母親が自殺する話は出てこなかった。
ガーヤはパンフの中で「劇中には登場しない母との関係」って言ってましたが、一応そういうことが影響してるって考えも巡らせてたそうです。


パパの歌の途中で、ドン・ジュアンが家督を継ぐ日のイメージでパパの椅子に座った時、前回はその椅子の座り心地にちょっとだけ無邪気な笑顔になったり、ひじ掛けを叩いたりするガーヤが子供みたいで可愛かったんですけど、今回はテーブルをバンッってやったり、荒れてるドン・ジュアン。

パパのテーブルのぶどうの後ろのシャインマスカット的な物は、今回も健在。

で、まだパパが「息子よ」を歌ってる間に、上の図のようなガーヤお気に入りの貴族のお辞儀をして、バックレちゃうドン・ジュアンvv

それでも一人で歌うパパが悲しい…。

その後、ドン・ジュアンは「俺の身を案じているだと?まずはてめえの寿命を心配しやがれ!」「何もかも思い通りになると思うなよ!エゴイストめ!!」って、中二病なのも前回と一緒…。
でも、今回は前回ほど演技が大げさじゃない気がする。

7場 「抽象的な空間、亡霊の誕生」

♪「亡霊の登場」

「7場」
上から白い布が降りてくると、亡霊が登場。
「そうだ、お前は一人で生き、一人で死んでいくのだ」って言う亡霊を追いかけるドン・ジュアンですが、突然亡霊に背後を取られ、「どこを見ている?私はお前と共にいる」って言う亡霊に、おっぱいを触られるドン・ジュアンvv

●「亡霊の登場」
ドン・ジュアンは亡霊に「未練がましく俺にしがみつき、一体何を言ってるんだ?」、「♪呪いなど恐れはしない、女たちが俺を求め続ける限り〜」って、今回もめっちゃ自信まんまんな歌を歌うドン・ジュアン。
亡霊は「いいか、愛だぞ、愛に気をつけろ、ドン・ジュアン」と言って去っていくのも前回と一緒。

8場 「夜の酒場」

♪「悪の華」
♪「快楽」
♪「アンダルシアの美女」
♪「望むならば」
♪「女がわからない」

「8場」
そして、パパから説教されても酒場(タブラオ)で酒をかっくらってるドン・ジュアン。

●「悪の華」
ドン・ジュアンのいるところにどこでも出没するドン・カルロ。
ドン・ジュアンに説教すると、ドン・ジュアンが「つれないことを言うな」って言うのも、前回と一緒。
下の絵は前回の2019年版の使い回し。

ドン・カルロが「悪の華」を歌うんですが、「♪お前の心に巣食うのは」ってここで、ドン・ジュアンのグラスを奪い取り、「悪徳まみれの黒い華」って、ここでドン・カルロがめっちゃガーヤの胸を直に触っているのも一緒。

途中でガーヤが「花〜びら〜咲かすのは〜神の技だけじゃないさ」って椅子の上で酒のボトル持って踊るけど、そこで、酒場の男まで、ガーヤの胸をお触りしてる…。いいなあ〜…。

●「快楽」
「さあ、今宵も快楽に命を捧げるのだ〜」って、前回同様ガーヤがお尻をプリプリ振って、「快楽」を歌いながら女たちと絡みますvv
前回はここでもマジチューしまくりでしたが、今回は全部振り。

イザベルから悪の華(今回は薔薇の花)を「今夜は誰を選ぶのかしら?」って渡されて、女達を品定めするドン・ジュアンの前に、アンダルシアの美女が登場。
今回のアンダルシアの美女は、前回の大石さん(今回も振り付けは担当してらっしゃいますけど)ではなくて、バレリーナの上野水香さんっていう、ホントにめちゃくちゃ綺麗で細い人なんですけど…、パンフみたいに長い髪の毛を下してれば、まさにアンダルシアの美女そのものなのに…なんで、クレオパトラみたいなヅラをつけて、服もなんかエジプト味…??そして、衣装の露出も少なめ…。
アンダルシアの美女は黒じゃなく、前回の大石さんの赤い衣装がイメージ通りなので…。
最初はオカッパ頭にカチューシャだから、遠目で観ると(最初の3日間は全部、一般で取った3階席)アンゴラ村長にしか見えなくて、ホントに困った…(TT
でも、いい席だと上野さんの美しいお顔が見えるので、アンダルシアの美女に見えてくるんですけど…。(っていうか、今回、ホントに生田先生、ガーヤの相手にはマリア、エルヴィラ、アンダルシアの美女のどの人も、気合入れて美しい人を選んだなあ〜…^^;;)

でも、ダンスはさすがのプリマドンナ。凄い素敵でした。

アンダルシアの美女に花を渡そうとしてもシカトされるドン・ジュアン。

シカトされたことで、火がついたドン・ジュアンは、前回同様その花を一旦ドン・カルロに預け(そこで、カルロが困った顔をしてるのがおかしいvv)「ミ〜ラミラミラミラミラ〜〜!」って、アンダルシアの美女に見せつけるように激しいフラメンコを踊るんですけど、このくだりは一緒。

で、もう一回ドン・カルロに預けたお花をカルロから貰って(またカルロがポカーンとしてるのがv)曲の終わりにアンダルシアの美女にお花をあげると、アンダルシアの美女は受け取るけど、笑って、そのお花をポーイって捨てちゃうvv
結構ここ、好きvv
で、ドン・ジュアンがキスするくらい顔を近づけるけど、笑ってかわすアンダルシアの美女。
完全にドン・ジュアンの俺様な心に火がついてしまうっていうのも前回と一緒。

●「アンダルシアの美女」
「アンダルシアの美女」はドン・ジュアンじゃなくて、酒場のシェフと、ファニータが歌うのは前回同様。

前回は「さあ、踊れ〜」のところで、アンダルシアの美女の顔に毒霧攻撃を仕掛けるドン・ジュアンでしたが、やっぱコロナ禍でもっともやっちゃいけない攻撃なので…
今回は右手に血のりを仕込んだガーヤが、薔薇の花を握りつぶして、それで流した血でアンダルシアの美女の首筋を汚すっていう血糊攻撃に変更。
で、なぜか血糊攻撃でドン・ジュアンに落ちるアンダルシアの美女。

●「望むならば」
そこにストーカーのエルヴィラが登場。
アンダルシアの美女に「こんな裸みたいな女と踊るのがあなたの望み?」って、言うけど、今回のアンダルシアの美女は、そんなに露出してないよ…。

前回はドレスの上着を脱いで「望むならば」を歌って酒場の男たちと絡むけど、冷めた目で見てるドン・ジュアン。
しかし、今回の天翔愛ちゃんはいたいけな女の子なのに、上はブラ的な物一枚で、めっちゃ男たちにスカートめくられてるのが…痛いよ〜〜(><)

イザベルにエルヴィラが脱いだ上着を渡されるけど、馬鹿にしたように笑うドン・ジュアン。
そして、ヤキモチを妬かせようとエルヴィラがドン・カルロも誘惑するけど、その時の上口さんが「よせ!エルヴィラ」って言ってるのが、なんかSHOCKの「ソリタリ」を思い出してしまった…。

エルヴィラがそんなことをしてる間、ドン・ジュアンは前回同様アンダルシアの美女とイチャイチャしてるんですけど、アンダルシアの美女に身体をまさぐられてる時の恍惚としたガーヤの顔がエロいvv)

お節介ドン・カルロがエルヴィラを庇いますが、馬鹿にしたように拍手して「ははは」って笑うドン・ジュアンも一緒。
エルヴィラは「いつか私の愛を思い知る日が来るわ」って言うと、「そうか、それは楽しみだな」って相変わらず悪いドン・ジュアンvvv
で、ドン・ジュアンはアンダルシアの美女を連れて出ていきます。

●「女がわからない」
ドン・カルロはお嬢様のエルヴィラがドン・ジュアンのためにそこまで変わる愚かな姿を逆に美しいと思い、エルヴィラに惚れてしまい、この歌を歌うのも前回と一緒。

9場 「セビリアの街角、女の家」

♪「行かないで」
♪「亡霊の登場(リプライズ)」

「9場」
ドン・カルロに「どこへ行くの?」って声をかけるイザベル。
イザベルはドン・カルロがエルヴィラに惚れていることを見抜いてます。

●「行かないで」
イザベルとドン・カルロでこの歌を。


その歌の間、前回はアンダルシアの美女とヤッた後のドン・ジュアンが螺旋階段からタバコをふかして、ドン・ジュアンの肩に上着をかけるアンダルシアの美女の手を振り払って捨てるんですけど、今回は、歌の間、ガーヤと上野さんがダンスをするのが追加。

曲の途中でガーヤが上野さんをリフトする時、ガーヤも男の子なんだ…って思ってしまうんですけど…そんだけ上野さんは軽いんだよな…。

で、最後、アンダルシアの美女がドン・ジュアンの足にすがりつくけど、肩をポンポンやって捨てるっていう…。
まさにドン・ジュアン様の肩たたき…。

そこにドン・カルロが現れ、またドン・ジュアンに説教をしようとすると、そこに亡霊が登場して、「お望みどおりの夜になったかな?」って言うのも一緒だけど、それに対してドン・ジュアンが「おい、お前、俺に憑りついてるんだろ?見てなかったのかよ」って言うんだけど、この台詞、ドン・ジュアンも亡霊に見られてるって分かってるっていう相変わらずの変態っぷり。

ドン・ジュアンは亡霊に今回も「お前の娘も俺を満足させてはくれなかったぜ、ハハハ」って最低な台詞を。

亡霊が「会ってみたくないか?真実の愛に」ってドン・ジュアンをけしかけ、前回同様最初は「今夜は疲れた、またにしてくれ」って言うけど、「怖いのか?」って挑発されて、それについていくドン・ジュアン。
で、ドン・カルロはドン・ジュアンを探して、螺旋階段を上るけど、ドン・ジュアンは消えてる…っていうのも一緒。

10場 「抽象的な空間(亡霊の導き)」

♪「愛を知る時」

「10場」
●「愛を知る時」
そして、亡霊についていくドン・ジュアンですが、「愛を知る時」を2人で歌うけど、歌いながら、亡霊に攻撃されてるドン・ジュアン。
この時、布に巻かれたり、亡霊に持ち上げられ、足をバタバタやったり、亡霊たちに囲まれて、亡霊にも身体を触られまくるのも一緒。
亡霊にまたがれてジタバタしてるガーヤが好きvv

11場 「マリアの工房」

♪「騎士団長の像」
♪「石の像」
♪「エメ」
♪「砂嵐」

「11場」
●「騎士団長の像」
ドン・ジュアンが気付くと、そこに騎士団長の像が。
「化け物め、俺をハメやがったな、あれはなんだ?畜生!」のところで、前回は「チクショー!!」って叫んでたけど、今回は割と静かに「畜生!」って言うようになった。

で、亡霊の「さあ、やってくるぞ、真実の愛が」って聞こえて、そこで石像に亡霊の顔のプロジェクションマッピングが。そこも前回と一緒。

●「石の像」
ドン・ジュアンがいたのはマリアの工房で、石の像を掘っているマリアに見惚れるドン・ジュアン。

真彩さんの最初の歌声を聴いた時、ひと声で、この人のマリアは完璧だ…って思いました。っていうか、もし、この役を他の人がやったとしたら、誰がやっても、真彩さん以上には出来ないんじゃないかって思った…。

そして、「石の像」の曲の長さも、前回は終わるところで、「例え〜」ってまだ続いて長くなってる。
やっぱ真彩さんの歌の上手さを生田さんは最大限に生かしたいんだなあ〜と。

で、マリアが石像を彫っていると、ドン・ジュアンが「知りたければ教えてやろう、俺がドン・ジュアンだ!」って、もはやコントみたいな感じで登場。

そして、石の声に従って彫っているって言うマリアに「まるで石に操られてるみたいだな」って言うドン・ジュアンですが、ここで、また石の小道具が登場。
今度はガーヤが石を持って喋ってます。

騎士団長を殺した時、あなたはどんな顔をしていたの?って聞かれて、「彼の目に映っていたんじゃない?」ってマリアが近づくと、マリアの目に映る自分の顔がひどく卑屈な顔をしていることに気付いた(この後のエメの歌詞)ドン・ジュアンがビックリするのも前回と一緒。

「俺には芸術は分からない」って、つい、でしょうね…って思ってしまう台詞も前回同様。

でも、芸術は分からなくても「ノミをふるう君は楽しそうだった。楽しそうで美しかった」「石を彫っている間、お前は自由だった。それが美しかったんだ」って女性を誉める台詞も前回どおり。

●「エメ」


で、マリアが工房から帰る時に「君の名前は?」って名前を聴いて、「マリア…」って呟いてる時のガーヤの顔がめっちゃ嬉しそうで可愛い〜vv

すっかりマリアを好きになってしまい、「エメ」を歌うドン・ジュアン。

でも、前回多分無かった、宝塚版ではあった「何もせずに逃がすなんて、どうしたんだ!?」って台詞は今回はありましたvv

そして、前回はガーヤは「エメ」を歌ってる時、バックに3体のエメの人がいたんですけど、今回はガーヤ一人だけの勝負でしたが、ホントに素晴らしかったvvガーヤが一番好きな歌は「エメ」って言ってるのも分かるか〜。
前回の「♪ひどく醜い卑屈な男、あれが俺か?」って歌いながら手を小刻みに震わせるのは無くなりました。

12場 「戦場」

♪「兵士の血」

「12場」
●「兵士の血」
石像の上で亡霊がタップを踊ると、ラファエルたちの戦場が出てきて、最初は楽勝で帰ってこれると思ってたラファエルたちの戦況は悪化。

ここで、「水をくれ!」とか「夜襲だ!」って叫んでるアンサンブルの一条さんが、めっちゃ千賀君に似てるんですよね〜…。ガーヤが出てないシーンでは、一条さんが気になって仕方がない(^^;)

仲間たちが次々に殺されてしまう状況で、最後仲間がラファエルを庇って撃たれるところで暗転。

(宝塚版のラファエルは結構悪いやつで仲間が手紙を書いてると妨害するようなやつでしたが、今回も前回のラファエルもいいやつで、仲間を助けようとする一番マトモな人なんですよね。
でも、歌で「手紙など俺は書かない」って言って、マリアに戦況を伝える手紙を書いてるけど、その手紙を捨ててるのに、これがどうやってマリアの元に届いたのかが謎…。でも、次のシーンでは届いてるんですね〜…)

13場 「何かが変わり始めている」(マリアの工房〜セビリアの夜明け)

♪「何かが変わり始めている」

「13場」
宝塚版は石像が完成して、その完成式典にのこのこドン・ジュアンがやってきて、人々に非難されまくりますが、それでもマリアに会いたいと言って、プライドの高いドン・ジュアンが石像の前で跪く様子を見て、自分が一生懸命に作った石像をぶっ壊しちゃうマリアだったので、そんなぶっ飛んだ女だったからドン・ジュアンも愛したって納得がいったし、そのシーンがドラマティックで凄い好きだったんですけど、前回も今回も、石像を作ってる工房にもう一回ドン・ジュアンがやってきて、「俺は君を愛してる」って唐突に告白するので、ちょっとドラマ感は薄い(^^;)
しかもマリアはその後石像作りかけのやりっぱなし状態でドン・ジュアンの元にいっちゃうような無責任な女なんで…。
(危ないから、せめて足場は解体して…、通行人の安全を確保するために養生はして…。)
やはりマリアは宝塚の方がいいなあ…。

ガーヤ版のマリアはラファエルが多分死んだかも…って手紙を読んでるので、もうラファエルはいないんだからドン・ジュアンの元に行ってもいいよねって罪の意識も薄いんですよ。
でも、宝塚版の方のマリアは知り合いにラファエルがもうじき戻ってくるのよって責められてもドン・ジュアンの元に行くんで、やっぱドン・ジュアンへの想いがより強いんですよね。

●「何かが変わり始めている」
マリアに石像の上で「2人で一緒に変わるんだ」ってキスをするドン・ジュアンですが、ここも前回はマジチューでしたが、前回は振り。

そしてドン・カルロとか全キャストが出てきて、この曲を歌って、一幕のラスト。
しかし、上口さんのカルロ、ホントに歌も上手いし、ステップがカッコいいんですよね。

セビリアの街の人が子供が生まれたことを祝って集まっているところに通りがかるドン・ジュアンとマリアですが、めっちゃ子供が生まれたことを喜んでるお父さんなんですけど、母親役が前回はドン・ジュアンと螺旋階段でイチャついてたアンサンブルの小石川さんでしたが、今回はやっぱりそれは不自然と思ったのか、別の人に変更になってました。

で、その子供をに捧げる「♪命〜を生きる〜明日を〜生きる〜」って歌は前回は父親役の人が歌うんですけど、ここもドン・ジュアンがマリアから子供を受け取って、ガーヤ歌うことに。(多分ここで、ドン・ジュアンがマリアとこの赤ちゃんみたいに新しい命を生きて行こうと決意するんですね〜)
でも…多分赤ん坊なんか抱いたこともないだろうドン・ジュアン様が、めっちゃ慣れた手つきで赤ん坊をだっこ…。

そして、曲の最後ら辺で、マリアと踊るドン・ジュアンですが、前回は最後マリアの両手を手に取り、キスをしようとすると自分のボロボロの手を見られたくないマリアは一回引っ込めて、それをもう一回手を引いてキスをするドン・ジュアンってラストは前回の方が良かったなあ〜。

今回はドン・ジュアンがマリアの手をひっぱると、マリアはちょっとだけ石像の方を気にするんですけど、もう一回引き寄せられると、自分からドン・ジュアンに笑顔で抱きついて、ドン・ジュアンもマリアを抱きしめるって、めちゃくちゃバカップルなラスト。

ってことで、二幕のレポは「レポ2」に続きます。

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