舞台

○○な人の末路

〜僕たちが選んだ××な選択〜

2020/03/26 19:00
(海Side)(3/7昼の振替公演で実質千穐楽となってしまった…) 東京グローブ座
 レポ2(詳細レポ(海Side)、会場の様子、その他) 最終更新日2020/4/19

2020/03/26 19:00 レポ(海Side

リンク集

私の行った舞台「○○な人の末路」のレポのリンクです。

レポ1 2020/2/17 夜(詳細レポ(月Side)、グッズ、会場の様子、その他食レポ等)
◆レポ2 2020/03/26 19:00(海Side)(3/7昼の振替公演、実質千穐楽) (詳細レポ(海Side)、その他食レポ等)…このページです。

会場の様子

●会場の様子

振替公演の決定や、公演中止…色々紆余曲折の末、一旦3/20までの自粛要請って話だったので、3/224/1までの振替公演だけはやるって話だったのに、3/25の連休明けの小池都知事の3月いっぱいまでの外出自粛要請でバタバタと公演中止が相次ぐ中、果たして舞台は開催されるのか?
…めちゃくちゃ不安に思いながらも劇場に向かうと、いつものとおり大看板と、ヲタクもいて、ちょっと安心。
当日の昼過ぎに私の行った振替公演のその後の振替公演が中止になることが決定されたので…ホントにどうなるのか幕があがるまで不安でしたよ…。

劇場前のポスターには、感染症対策の紙が…。

グローブ座のコロナ対策ですが、入場列でまずは体温チェックが行われ、赤外線サーモグラフィーカメラや、アルコールによる手指の消毒と、「次亜塩素酸水」のミストの流れる中を通る(手指にはアルコール消毒、物や衣服には次亜塩素酸水が、コロナの殺菌には有効とされているので)…という、そして客もみんなマスクをつけていましたし、グローブ座の人は手袋も着用。

劇場の中でも開始前からもみんなかなり静かにしてたかな〜と。一応中では咳厳禁なので、公演中、お水を飲んだり、のど飴舐めたりはOKということ。
凄い静かでしたし、誰も咳しなかった。

まあ、劇場側も客もみんな意識高かったので、あれから3週間過ぎてますけど、感染者は一人も出なかったです。
多分ヲタクはスーパーやドラッグストアにいるマスクもしない汚いジジイと違って推しに迷惑かけるようなことは絶対しないから、多分みんながこのくらい意識高く注意して過ごしていたら、コロナは空気感染はしないので、感染拡大はそこまで行かないのではないかと…。
(なのに、国会議員は風俗行ったり、野球選手は乱交したり、街中を不要不急でうろついてるジジイはマスクをしない、未だに街にある喫煙所では封鎖されてないところもあって、当然マスクしてたらタバコも吸えないので、集まって吸ってるジジイやサラリーマンもいる…で、どんどん感染者が増えていくから、3月どころか、現在5月末まで全て公演中止…。)

ネットではチケットあるけど怖いので行かないって声もあったけど、実際、私の周りの席は棄権した人はあまりいなかったような。
ただ、地方の人はホントに東京に来るのが賭けだったろうな…とは思う…。
SHOCK
みたいに行ったら、当日中止決定っていうこともあるし。
後ろの席はチラホラ空席もありましたが、大体埋まってはいました。
(でも、あれを観られなかったら、とりあえず現段階は5月までも公演中止になってしまってたし…もう発狂してただろうな…。まだまる末が最後に観られたから…ってことで、心のバランスが保たれてることはある…)

そして、グローブ座の前の桜。
こんなにキレイに咲いてるのに、今年の桜は見てくれる人はあまりいなくて可哀想…。(TT

【詳細レポ】
※場名はいつものようにパンフには書かれてないので、私が勝手につけたものです。

【prologue:最後のプレゼント】

 

この日は心配していましたが、無事に幕も上がって良かった…。
今まではチケットが手に入れば普通に幕が上がって、公演が観れるもんだと思い込んでましたが…、こんなにも幕が上がることを嬉しく思ったことは自分の人生で無かった気がします…。

【prologue】
途中までは敏幸と陽左志役が宮っちとニカちゃんになっただけで、後はほぼ一緒です。
舞台の上手でこの物語のストーリーテラーである橋枝さんと津ノ道さんの離婚目前の轟夫妻の会話が。
橋枝さんは夫に最後のプレゼントがあるので、赤い箱か、白い箱かどちらかちゃんと選択してって言いますが、津ノ道はどっちを選んでもどうせ離婚なんだからって適当に箱を選ぼうとします。
でも、橋枝さんは敏幸と陽左志の兄弟は、人生のある選択を迫られ、その選択によって全く違う末路に行ったのだから、ちゃんと選ぶように言います。

でも、1つの選択の末路しか無いのだから、そんなことはありえないという津ノ道。
しかし、橋枝は2つのそれぞれの末路を見てると、結構めちゃくちゃなことを言います。

月の末路と海の末路があると。

【1年前】

そして、セットの2階の笑原兄弟の部屋に。
ニカちゃんがベッドで寝ている宮っちを「お兄ちゃん」って起こすのですけど、ニカちゃんの言う「お兄ちゃん」って言うのもすごく愛らしいv

笑原兄弟の家は一階を貸し店舗にしていて、そこのテナントがラーメン屋さんで、オシャレな内装で結構繁盛していて、店主(安部歩春)と娘(海月(みづきと読む))の2人だけでは人手が足りずに、アルバイト(麻由子)を1人雇ったとろこでした。

物語のストーリーテラーの橋枝さんと、夫の津ノ道は、このラーメン屋の常連。
夫は元々個人で電気屋をやっていたが、経営が悪化し、趣味でやっているネット占いが当たると評判で、占いの方が主な収入源となっていた。
(しかし、めちゃくちゃ橋枝さんの芝居のカロリーの高さが凄い…)

そこに2階から降りてきた敏幸が「今、女の人の声が。海月じゃない」って、麻由子がバイトで来たことを知るのですけど…宮っちの目が見えない演技はRIDE ON TIMEで言ってたように対象を見ないことが自然に見えるよう上手にやってるなあ。

橋枝さんが敏幸が写真のコンクールで賞を獲ったことに触れるんですけど、敏幸は「弟」というタイトルで陽左志を撮って、それが雑誌に載ったそう。
敏行は目が見えないんだけど、目が見えていたころからの趣味だったカメラを続けていて、いつかはプロになりたいっていう夢を。

今度、街の魅力を伝えるフォトコンテスト(十代の女性とこの街を撮ったものというしばりあり)に応募するために、十代の女性のモデルをSNSで募集しているという敏幸。

アルバイトの麻由子はこの店の内装をめちゃくちゃ可愛いって言いますが、海月の亡くなった母親がデザインの勉強をしていて、このお店の内装を考えたって話を。

【笑原家の土地】

橋枝はその日の夕方、笑原兄弟の家にある人が訪ねてきたという話を。
尋ねてきた不動産屋の役も橋枝さん役の杉本さんが演じてましたが、杉本さんが一番出ずっぱりなんですよね〜(^^;)ちゃんと声色とか変えてて、男性に見えるのが凄い。

で、不動産屋は陽左志に笑原家の土地を売ってほしいと言います。
この辺に100坪の土地を探していて、笑原家の隣(舞台の下手)にある廃墟では100坪に足りないので、この土地も売ってくれないか、売ってくれたら、相場の2倍出すと言います。

陽左志はこの時は拒否しますが、道路を挟んだ向かい側の土地の方がいいって話をするけど、不動産屋は勿論当たったけど、少し前に売れてしまったって話を。

しかし、ニカちゃん、ホントに芝居、上手い…。
苦悩する陽左志の雰囲気を完璧なまでに表現してて、普段のニカちゃんもちょっと暗さがあるけど、それとは全然違ってて、陽左志そのもの。
もっとニカちゃんにドラマとかお芝居の仕事くればいいのに…。

【16年前の廃墟@】

麻由子はバイト一日目が終わって、外でタバコを吸っていると、橋枝に遭遇。
で、麻由子は橋枝に敏幸のことを「彼って、目が見えないんですよね」って聞きます。

橋枝は今から15〜6年前の敏幸が両親から廃墟ビルには危ないので絶対に近づくなって言われていたけど、夜、敏幸はそのビルに忍び込んで、写真を撮っていたと。

敏幸の父親は元々1階のラーメン屋もあったところで、写真館をやっていたそう。
(ニカちゃんが写真館やってた時のエプロン姿が超可愛い)
陽左志は生活のために父親の写真館を潰して、貸し店舗にして家賃収入を得ていたこと、そして、廃墟に忍び込んで写真を撮っていた敏幸は落下し、両目とも見えなくなってしまったことや、その後、弟の陽左志は一人で兄の敏幸を支えていたと橋枝は説明。

麻由子は一人で弟が支えていたってことに疑問を持つけど、橋枝は兄弟の父は敏幸が盲目になった一年後に他に女を作って離婚し、母親は転んでいた子供を助けようとして、交通事故で無くなったと説明。

兄の敏幸は今は家でPCの入力作業をしていて、弟の陽左志はスーパーでバイトをしていることも橋枝は説明。(あい耳してる兄弟、可愛いvv)
建て物の2階では、陽左志がバイト先で「正社員に興味あるか?」って聞かれたって敏幸に報告。

陽左志がモデルの募集があったことも報告し、不動産屋がこの土地を売ってくれって来たことも報告するけど、断ったって話をすると、敏幸は「うちには結構な貯金があるからな」って。
ホントはこの家にはもうお金は無いのに、陽左志は敏幸を心配させまいと、母親が残した貯金があるって嘘をついていたのでした。

【一か月後のラーメン屋】

麻由子はラーメン屋のみんなと仲良くなって、閉店後にみんなで飲むことも。そこには陽左志や橋枝の姿もあった。

麻由子は海月に「彼氏いるの?」って聞くけど、「いない」と答える海月。

橋枝はyoutubeにハマってて、お気に入りのシルビアというユーチューバーがいると。
彼女もいない陽左志に橋枝達は彼女作って幸せになった方がいいって言うと、陽左志は「俺みたいな人間は、幸せにならない方がいい」「俺は一生、幸せにならない方がいい」って…千賀君はこの台詞、凄い悩んでたみたいですが、ニカちゃんの台詞はまた違ってて、ニカちゃんの間の取り方や、台詞の言い回し、サラっと言ってるようで、最後はちょっと怖い。
完璧な陽左志だ。
やっぱニカちゃん、凄い芝居上手い〜。

で、陽左志は明日バイトがあるから帰るって言って、先に店を出ていきますが、麻由子は陽左志の「一生幸せになっちゃいけない」って言葉を気にします。

ストーリーテラーの橋枝は陽左志君が16年間、苦しんできたって夫に説明。

【津ノ道の占い】

夫の津ノ道は、海月に頼まれて、ラーメン屋の休みの時に占いをしたことがあって、誰にも内容を聞かれたくないと言う海月。

一方、海月を占う直前に、津ノ道は麻由子の占いをしてあげたことがあって、麻由子は「陽左志が幸せになるためにはどうしたらいいか」ってことで、津ノ道の出した答えは「半年以内に陽左志君が人前で号泣することで幸せになれる」って導き出します。
人前で号泣して、浄化しないと、一生陽左志は幸せになれないと。

そして、海月の恋の占いは…。

【敏幸の恋】

ラーメン屋の2階での兄弟の会話で、敏幸が海月に津ノ道の占いは凄く当たるって言われたって話を。

でも、陽左志は母親は占いのせいで死んだと、占いを憎んでいた。
「俺は占いを信じない!」って厳しい声で言う陽左志の感情もニカちゃんはすごくよく表現していた。

そこに敏幸が陽左志に「俺、海月が好きなんだ。告白したら上手くいくかな?」って質問を。
実は陽左志も海月のことが好きだったのに、「…上手く行くと思うよ」って言ってしまう陽左志だけど、ニカちゃんの台詞回しが陽左志の複雑な気持ちを表現していて…。ホントにニカちゃんの演技凄いv

【津ノ道の浮気発覚】

で、津ノ道がラーメン屋で飲み過ぎて潰れてしまった日、橋枝がユーチューブを見てると、シルビアは自分の貯金を公開していて、20才で億持ってるっていうのを見ていました。
一方海月の母親が亡くなった日の話や、同じような境遇だったから笑原兄弟は仲良くなったって話なんかも出たんですけど、陽左志が母親が亡くなった事件も話すと、海月は「その助けられた子供はどうしてるんだろう?」って。

橋枝が潰れた津ノ道を連れて帰ろうとすると、津ノ道が落した携帯を見て、津ノ道の浮気が橋枝に発覚。

【敏幸の告白】

その一週間後、津ノ道がラーメン屋にいる場所が無いからいさせてくれとやってきます。

そして、敏幸は海月を呼び出して、「好きなんだ」って告白します。(しかし、なぜ自分が事故ったあの危ない廃墟に呼び出すんだ?^^;;)
でも、海月は「ごめん」と断ってしまいます。
そこに陽左志が現れたため、その場を去る敏幸。
その時のニカちゃんの表情もなんともいえない切なさがあって、可愛かった〜vv

更に陽左志と海月が一緒のところを橋枝が見てしまい、橋枝は海月に「もしかして陽左志君に告白された?」とか「言えたんだね〜」と、陽左志が海月のことを好きなことを海月に言ってしまい、驚く海月。
で、橋枝も「聞かなかったことにして」って。

【選択の日】

そして、兄弟が選択を迫られる運命の日が。
SNSで応募したモデルの子と面接をするため、駅前の喫茶店に13時に待ち合わせをしてたんですけど、敏幸の支度が遅れて、13時ギリギリの時間に。

でも、家を出ようとした時、ラーメン屋に家出した自分の父親が入っていくのを見てしまう陽左志。
「お父さんが中にいた!」って陽左志が敏幸に。
ラーメン屋の中に入って父親と会うか、会わずにモデルの子の面接に行くか悩む兄弟。

2人が決めた道は、「お父さんに会う」の「海の道」。
「面接はまたにしよう」って、モデルの子に時間の変更の電話をすることに。

この先が「海」だけの芝居に…。ホントに…観れて良かった…。

〜海の道〜
【父との再開】

そして、笑原兄弟はラーメン屋に入るのですが、カウンターに座っている、坂田さん扮する作業着姿のさえない中年男性が2人を見て、「陽左志、大きくなったな〜」と。
でも、ニカちゃんの声は「何しに来た?」って、めっちゃ冷たい。

お父さんは近くを通ったから懐かしくなって来たと。
敏幸は自分達を捨てた父親健太に対しても「元気?」って優しい。

 

父親は「写真館、潰したんだな」と。
敏幸は父親に「まだカメラをやってる」と明るく話しかけます。
父親はカメラは辞めて、運搬の仕事をしてると言いますが、陽左志は父親を許してないので、追い返すようなことを。

 

でも、敏幸は陽左志の気も知らないで、「また来なよ!」って…。
やっぱこういうところ、ちょっと敏幸って宮っちっぽい。

 

父親が帰った後、2人はモデルの子と待ち合わせ時間をずらしていたのに、会いに行く気持ちが無くなって、お店のラーメンを食べたのでした…。

モデルの子には後から連絡を取ったけど、別のオーディションに合格し、事務所所属になったので、敏幸のモデルは出来なくなったと。
ってことで、ここでもう亜衣良ちゃんとも亜衣良ちゃんのお母さんとも会えなくなってしまったので、敏幸はコンクールの出展が出来ず、月の選択なら叶えられたはずのプロのカメラマンになるという未来も、目が見えるようになるという未来も消えてしまったんですよ…(TT

【莉音と敏幸】

そこに父親が再婚した相手との娘の莉音(「月」では亜衣良ちゃんをやってた佐野舞香ちゃん)がラーメン屋に現れます。
ラーメン屋の店主歩春と店にいた敏幸との会話を聞いてます。
実は敏幸は父親と血が繋がっていない(敏幸が1才の時、母親が再婚した連れ子だった)から、勉強もカメラも頑張ったけど、父親は血が繋がってる陽左志の方が好きだったっていう話を。
敏幸は父親が家から出ていった理由は、他に女が出来たからではなく、血も繋がってない、目も見えない子供の面倒を看るのが嫌になったから…って思っていたという話を。

「月」Sideは、ひたすら真っ直ぐだった敏幸も、「海」Sideでは、笑顔の裏で実は苦悩していた…という。そこもなんか宮っちに似てるっていうか(^^;)

【麻由子の作戦】

麻由子は占いを信じて陽左志を人前で号泣させようと色々考えていて、歩春に相談するけど、陽左志は占いが嫌いだから絶対に占いのことは言わない方がいいと忠告され、なぜ陽左志は占いが嫌いなのかは、陽左志の母親は占いで「いつもと違う道を行くといいでしょう」ってあったので、いつもと違うスーパーに行き、転んでる子供に出会い、事故に遭ったそうで…。
ここは「月」と一緒。

そこに兄弟の父親の健太がラーメン屋に来るので、麻由子は陽左志の相談を健太にします。
どうすれば陽左志が泣くか相談すると、陽左志は子供の時、野球のボールがスネに当たって大泣きしたと。
で、「月」は「辛子ロシアンルーレット」でしたが、「海」は罰ゲームでじゃんけんで負けた人は寝て、そのスネに寸胴鍋を落とす…だけじゃ、絶対にそんなの陽左志は参加しないから、そのゲームを麻由子と海月でやって、最初に海月が「敏幸君、罰ゲーム代わって」って、敏幸がやると、陽左志も「お兄ちゃん代わってあげるなんて優しい」って言うから、麻由子が次に負けて、麻由子は「陽左志君、代わって」って言えば、「いいよ」って代わってくれて、スネに寸胴を落されて泣く…という作戦を。(しかし、この空想の中、実演してる宮っちとニカちゃんですが、ニカちゃんの泣くところが可愛い)

【麻由子の作戦実行】

いよいよ寸胴鍋をスネに落す作成を実行することに。

その前に、歩春は橋枝お気に入りのユーチューバーのチャンネルを見てるんですが、その日のテーマは「地元の土地を買ってみた」。
それが陽左志が不動産屋に勧めたけど、もう売れてしまったって土地で、買ったのはそのユーチューバーだったということが。そして、そのユーチューバーはこの辺に住んでたと。(この辺は「月」と一緒)

で、海月がわざとらしく麻由子の考えたゲームをやろうって言うけど、「絶対にやらない」って言う陽左志。
海月が「敏幸君、私と代わって罰ゲーム受けてくれない?」って言うと、敏幸は「勿論、いいよ」って。
陽左志は「いいんだ!」って驚きますが…。
で、麻由子が敏幸のスネに寸胴を落すけど、敏幸はあらかじめスネにサポーターをしてるので、痛くないのに、「陽左志、いってえや」ってわざとらしく。

次に麻由子が罰ゲーム受けることになって、陽左志に「お願〜〜い」って可愛く言うけど、「やだ!」「絶対やだ!」「ごめん」って、全然変わらない陽左志。
「だって誰も得しないし、面白くない、痛いだけのゲームだもん」って陽左志に言われて飲み直そうって言う麻由子だけど、陽左志に「罰ゲームは?」って突っ込まれて、寸胴を落されることに…。

【海月の気持ち】

一方海月は敏幸に気持ちを伝えてもいいかを占ってもらった時のことを思い出して、それが果たしてよかったのか考えてました。

海月は敏幸が好きだったけど、津ノ道の占いで「これから3か月間、全く2人の相性が合わないので、今は気持ちを言ってはいけない。でも、3か月を過ぎれば何の問題も無い」「例え、相手が同じ気持ちだったとしても自分の気持ちを言ってはいけない」と言われたため、敏幸の告白を断ったのでしたが、「海」は亜衣良ちゃんもいないのに、この三か月はあまり意味が無かったような気も??

【16年前の廃墟A】

そして、陽左志が16年間苦しんでいたことと言うのは、16年前の敏幸の事故のあった日のことでした。

当時勉強が出来なくて、いつも両親が学校に呼ばれていた陽左志ですが、そんな陽左志を怒る敏幸。
(2人してTシャツ着てる姿がコルガバの小学生ガーヤを思い出してしまったv)

陽左志が入りたいと言ったから両親が道具を揃えて入れてあげた野球チームも陽左志が上手くならないって理由で辞めてしまったことを責める敏幸。
敏幸は両親に迷惑をかけてるのに父親に愛されてる弟が許せなくて、一方敏幸に「なんもできない」って頭ごなしに叱られた陽左志の怒りは限界に達して、敏幸が廃墟に忍び込んだ日、実は敏幸が落下するよう背中を押したのは陽左志だったと。
この辺は「月」と一緒だけど、めっちゃ陽左志扮するニカちゃんの生意気なヤンチャっぷりと、それにイライラしてる宮っちの芝居が「海」の方がリアル過ぎたv

父親は病院に、母親は陽左志がいる家に戻るけど、母親に「敏幸の背中を押したことは一生誰にも言ってはいけない」って言われた陽左志。

母親の生きているうちは真実を知ってる母親がいたからまだ良かったけど、母親が死んだら真実を知っているのは自分一人になり、周りから『お兄ちゃんのサポートをして偉いね』って誉められる度に苦しくなっていた陽左志なのでした。この辺も「月」と一緒。

ですが、「月」はなんで母親が陽左志が犯人だと知っていたのか…疑問が残るわけですけど、「海」ではこの後、その理由が判明。

【麻由子の空き巣大作戦】

麻由子はラーメン屋に来た兄弟の父親の健太に、こないだの作戦は失敗したこと、他に陽左志はどんなことで泣くかを尋ねます。

健太は陽左志は子供の頃、大好きな絵本があって、それを読むと泣いてたって話を。

その話はライオンが本来餌であるはずのカモシカを自分の子供のように育て、周りのライオンがその鹿を食べようとすると、そのライオンは命を張って、そのカモシカを守り抜くみたいな話だとお父さん。

その話を聞いて、麻由子は陽左志は今も涙もろいかもしれない…と、作戦を考えます。

お店に来た海月が最近この辺に空き巣が入ったって話をするので、ひらめいた麻由子。
空き巣がこの店に入って、居合わせた陽左志に包丁をつきつけるけど、それを店長の歩春が助け「俺は陽左志君を本当の息子のように思ってる」って言ったら、泣くんじゃないか…と、健太に空き巣役を依頼。

で、実行に移す麻由子。
店長の新作ラーメンを試食してほしいと陽左志を店に呼んで、ラーメンを食べてる間に、店長は買い物があるので、ちょっと留守番してほしいと陽左志を残して店から出ます。
そこに顔にマスクを被った健太が空き巣役で登場。(声はスマホで事前に録音してたやつが出る。その声は麻由子のお兄ちゃんが吹き込んだらしい)

店の様子は外にいる麻由子のタブレットから見えるのですけど、麻由子は「
可愛い〜、陽左志君。一人でラーメン食べてる」って、麻由子も思わず可愛いと言いたくなるニカちゃん扮する陽左志の可愛さvv
(ちゃんと健太も猫舌なんだけど、陽左志も猫舌は父親譲りで熱そうに食べてるニカちゃんはホントに可愛いvvv)

で、陽左志の食べてるところに、健太の空き巣が…。
『おい、変な真似、すんじゃね〜ぞ』←でも、この声、津ノ道さんの声(^^;)

『声でバレないようにこの音声で指示させてもらう』って。
『持ってるスマホを出せ』
大人しく出す陽左志。

それなのに、『早くスマホを出せ!!』って録音した声が。
陽左志が「出しました」って言っても。
『てめえ〜、なんでスマホを出さねえんだよ!!』
『おい!いい加減スマホを出せ!!』って延々続くので…おかしいvv
この辺カオスすぎて、宮っちがこのシーン自分が出演するシーンじゃなくて良かったって思うのも納得のカオスさ。

しかし、スマホケースに免許証が入ってたため、空き巣の正体が陽左志に健太だってバレちゃって、声は『おい、早く出さねえとブチ殺すぞ〜〜』って言うので、陽左志が「ここまでクソだと思わなかった」と。

店長がようやく登場するけど、「陽左志君は僕にとって本当の子供のような物だから」って泣くけど、声は『早くカネを出せ〜。そのカネで女と遊びまくるぞ〜』って流れるので、「お前、マジクズだな」とニカちゃん。

そして、店長が空き巣役に渡す100万円を取りに厨房に入ると、窓ガラスが割られていて、ホントの空き巣が入って海月のための100万円が盗まれて「100万円マジで空き巣に盗られた」って焦る歩春。

やはり作戦は失敗し、麻由子は全部今回のことは自分が考えたことって陽左志に話したそう。でも、100万円は無事に戻ってきたそう。

【敏幸の選択】

麻由子の作戦失敗から3日後、敏幸の元に健太の娘の莉音が登場。
今度は佐野舞香ちゃんは敏幸のモデルになる亜衣良ちゃんではなく、妹役なんですね。

莉音は父親の健太は大病をしていて、手術に4000万円かかると。
家には金が無いので健太は手術を諦めているけど、死なせたくないから、4000万円盲目の敏幸に工面しろって無茶苦茶なことを。

なんか「月」は敏幸の目が見えるようになるための4000万円って意味のあるお金だったし、それは陽左志も払いたいって思うけど、今度は突然出てきた父親の命のために、その娘にたかられる…って、なんか「海」の場合はそもそもの理由に納得が出来ない…。

しかも、敏幸は陽左志が父親のためなんか一円だって出さないのを分かっているのに、その金を陽左志に出させようとする…っていうことが、一番私は「海」では納得できなかった…。
そもそも目が見えない敏幸なんかいくらだって金だけ取って騙そうとする人間もいるし…。

で、敏幸は健太を憎んでる陽左志に4000万円くれって言っても出さないことは分かってるので、自分が海外で3年くらい写真を撮りたいから母親の貯金を使ってもいいか?ってアホなことを聞きます。
そこで、遂に陽左志は実はお金が無いことを話します。

でも、陽左志はホントに敏幸が行きたいなら、この土地を売って敏幸の手術費に充てることが出来るって、不動産屋に連絡をして、この土地を売ってそのお金にしてもいいって言います…。

アホな敏幸は不動産屋に連絡を取って、まだ土地は探してるところだと言われて、一週間後に不動産屋に会う約束をしますが…、やっぱり敏幸のこの行動はホントに私、許せない…。
陽左志がどんな気持ちで、別にしなくてもいい敏幸の道楽のためにこの土地を売っていいって言ったと思ってるの!?って。

更に敏幸は歩春にラーメン屋を出ていってほしいと伝えます。
何も言わずにOKする歩春ですが、その夜敏幸の元に海月が母親の思い出のあるこのラーメン屋を出たくないってやってきます。

なんで敏幸は自分が好きな女の子を追い出してまで、出ていった父親を助けようとするのか?
しかも、海月には「写真の勉強をするため」とか「契約期間も丁度切れるし」とか「お金も払う」って言う敏幸は、かなりクズだな…(TT
母親がこの店のオープンのために死んでしまったから、母親の命をかけたこの店を追い出さないでと懇願する海月ですけど、敏幸みたいな男、もし、海月の立場だったら嫌いになるよ…。
「月」みたいに敏幸の目のためだったら分かるけど…。

敏幸の選択は、父親の命と、海月のお母さんの大切な店。どっちを守るか。

で、敏幸は莉音にラーメン屋を追い出すわけにはいかないと謝ります。
莉音、マジで勝手だな…。
亜衣良ちゃんは好感持てたけど…莉音の立場だったら、他人にたからずに自分の母親見つけてそっちからなんとかしろよと…。

で、敏幸は海月にこの土地は売らないって謝ります。
そこで、海月は敏幸にもともと好きだったことを告白します。
「月」は海月が陽左志じゃなくて、敏幸を好きになる気持ちが理解出来たけど、「海」の敏幸は結構勝手で優柔不断な酷い奴で…ぶっちゃけ、「海」の敏幸は海月が好きになる理由が分からない…。

でも、「海」は海月の恋が三か月後に成就しました。(でも、敏幸は「海」では目が見えるようにもならなかったし、プロのカメラマンとして認められることも無かったので、果たしてこの選択は幸せだったと言えるのだろうか?)

【陽左志の選択】

ラーメン屋をうろつく莉音を注意する健太。
もうこの店に近寄るなって莉音を叱る健太ですが、また莉音はここにやってきて、今度は陽左志に金を要求する莉音。

断る陽左志だけど、莉音は父親が持ってた写真(それは偶然、健太が暇でなんとなく廃墟のあたりの写真を撮っていたら、陽左志が廃墟で敏幸の背中を押しているのを偶然見つけて撮ってしまったもの)があるので、それを敏幸にバラされたくなかったら、この土地を売ってその金をくれって脅迫。

マジで莉音もクズだな…。

「月」の方はここの陽左志の葛藤も、敏幸の目が見えれば自分のしたことがバレるけど…って、めちゃくちゃドラマティックだったけど、「海」の方の選択はなんも迷うことないっていうか、こんな奴に金を渡すことなんか無いって最初から結末は分かり切ってる選択で…。

ある日、陽左志は莉音を呼んで、「お兄ちゃんにホントのことを言う」「お金は用意できない」とキッパリ。

そこに敏幸や健太もやってきて、莉音は「お父さんはあなたたちのために離婚したのに」と。
敏幸はお父さんが家を出ていったのは、血が繋がってない目も見えない自分が嫌になって出ていったんでしょ?って言うけど、ホントの理由は、敏幸を守るために離婚したという新事実が。

健太がある日、写真館を締めようとしてた時、道路の向こう側で敏幸が前から歩いてきた酔っ払いとぶつかって、その酔っ払いが敏幸の白杖を遠くに投げたのを目撃。

健太はそいつに仕返ししようとその酔っ払いの後をつけ、抗議するも、酔っ払いはクズだったので、揉みあいになってたら、酔っ払いは動かなくなり、自分が殺したと健太は勘違い。
(実際は酔っ払いはちょっと脳震盪を起こしただけですぐに起き上がり帰ったのに)

健太は死体が見つかったら、兄弟や妻が殺人者の家族となると思って離婚し、出ていったという。
その後、自首をしたけど、そんな男は見つからず、脳震盪だったことが判明。
その後で、莉音の母親と会って、莉音が生まれた…っていう。

で、家族は和解。

そして、陽左志は敏幸に「俺が押したんだ…」って真実を言って、号泣。
しかし、ニカちゃん…。ホントに涙が…。
やっぱりニカちゃん、めっちゃ演技上手いよ…。陽左志そのものだよ…。
で、「陽左志は優しいな」って許す敏幸。

陽左志はついに人前で号泣。
陽左志は歩春のラーメン屋で働くことに。

【その後】

そして、健太ですが、手術が受けられることに。

実はユーチューバーのシルビアがユーチューブの企画で「子供の頃、命を救ってくれた人に恩返しをする」って企画で、10歳の時、転んで車に轢かれそうになったところを知らないおばさんに助けてもらったことがあり、その助けてくれた人はそこで轢かれて亡くなってしまったので、命の恩人の家族に会い、ユーチューブで稼いだお金で恩返しをするって企画で、笑原兄弟に会いに行き、困ってることありますか?と尋ねると「父親の手術費」ということだったので、それを出してあげたっていう。

「月」の方では、シルビアが買った向かい側の土地も交換ということで、有効活用されてたけど、「海」はシルビアが買った向かい側の土地という伏線は使われてなかった。

そんな一連の話を橋枝から聞かされて、最後の贈り物を真剣に選ぶ津ノ道。
橋枝は赤が好きだったので、赤の箱を選ぶ。
そこには離婚届けの紙が。
橋枝は離婚するかどうかは津ノ道に託すってことで、こちらも丸く収まってしまいました。

カテコ

●カテコ
三回目のカテコでスタオベ。
ニカ宮のトークが。
白のニットのニカちゃんが天使vv

宮:「不安な世の中でエンターテインメントってのは安心してもらったり笑顔にしたりするものだけど、来る時だったり、帰り道だったり不安な気持ちになる時もあるけど、この舞台を見てる時はそれを少しでも忘れられる時間になるといいな」
2:「忘れました!」←可愛いvv
2:「もう、やんなっちゃうよね〜」←ホントに実感こもってたけど…。まさか更にそれが続くとは…(><)

宮っちが、日々状況が変わっていくことを話すと。
M
:「みんなもどうなんだろうな?って思って生活してると思うけど」
2:「見えたらよけるもんね。見えないんだもん」って可愛すぎるvv
宮:「見えないから厄介だ」
2:「まいったね」←可愛い〜〜〜vv

そして、ニカちゃんは楽しい時間を自分たちで見つけないとって話をして、ニカちゃんは晩酌だけど、宮っちは何をしてる時が楽しい?って話になり。
宮:「僕はステージに立ってる時です」キラ〜〜ンvv
って、さすが王子!みんな拍手してましたが、坂田さんまで「宮田ー!!!」って言ってたvv

最後に宮っちが「一日も早く日本中に本来のエンターテインメントが戻るように、みんなで終息するように願いましょう」って言って締めてました。
宮っちはカテコ1、2、3ともに戻る時は上手側で、常に客に手を振ってましたが、ニカちゃんは下手側からお手振りは無しで戻る…ところもニカちゃんらしいな〜と。

【公式サイトのスペシャルメッセージ】

最後に思い掛けない形で千穐楽を迎えてしまったってことで、海と月のチームが「このままじゃ終わらせられない」と再集合してのスペシャルメッセージ動画が…。

Side3/22で千穐楽って気持ちでやってなかったのに、千穐楽を迎えて、海Side3/26の上記公演の終わった後、マネージャーさんからこれが千穐楽を迎えてしまったってことで、宮っちが結局振替公演があった回であっても、不安だということで、行かない選択をしたあなたも全然悪くないってニカちゃんが。

西条さんからも一言が。
「本来であれば40ステージをお届けしたかったですけど、舞台なんだからこういうこともある…と。(略)いつの日か溜めた分のエネルギーを表現できるように」…って言ってました。う〜ん…、折角2本も脚本を描いてくださって、2つの違う芝居の演出をつけてくれて、2つ分の苦労をしてくださってたのに、こんな終わり方じゃ、ホントに切ないだろうな…と…(TT

よこーさんも「千穐楽を終えてませんから。まるで終わってませんから」って言ってましたが…。

【感想】

【感想】
まさか自分が観たこの公演が千穐楽になるとは思ってなかったのですが、ホントに状況がどんどん悪くなっていって、コロコロ変わって、不安な中、多分この会場にいる人達は全員、2時間ちょっと、コロナのことは忘れて『まる末』の世界に入っていたと思います。

「月」も「海」もホント〜〜にいい舞台でした。
「海」の方は、中止になって、振替が決まったけど、SHOCK3/21から再開って言ってたのに、中止になった時点で、もう観れないかも…って絶望してたのですけど、どっちも観れたのはもはや奇跡としか言いようが無い…。
私が当初3/7の昼じゃなくて、同じ日の夜の部を選択してたら、もう観れなかったわけで…。
なんか意識していない選択が大きく運命を変えることもあるって、この時、ホントに実感しました…(><)

ただ、どちらも良かったんですけど、これ、「月」の方がストーリー自体、ドラマティックでいい話ですよね…。

やっぱり陽左志が敏幸の目が見えるようにしてあげたいけど、目が見えてしまったら自分の罪がバレてしまうとか、目が見えるようになった敏幸が陽左志に言った「16年ぶりに見るよ、お前の顔」って台詞とか…。
どう考えても、「月」の話の方が萌えるし、ドラマがあるし、みんなの葛藤も納得がいくんですけど…。
「海」の方は敏幸が結構無意識に人を傷つけてて、結構酷いなあ〜と…。

「月」のキャラクターはみんな愛すべきキャラクターだったけど、「海」は莉音とか、酔っ払いとか…酷い奴も結構出てくるし…。

なので、話はやっぱり「月」の方が好きです。
でも、「海」はニカちゃんが『国民の弟』と呼ばれてもいいくらい絶品な弟キャラを演じてて、それが素晴らしかった。

勿論千賀君の陽左志の方が大きな葛藤があって、それをドラマティックに演じてたので、比べられないとは思うんですけど、ニカちゃんの陽左志は、なんか内に秘めた悩みを隠してる感じが可愛くて、ギュ〜〜〜!!ってしたい。
麻由子が陽左志が一人でラーメン食べてるシーンを見て、可愛い〜って萌えてる気持ちがよく分かるっていうか。

あと、宮っちはまんま敏幸だったんですけど、ストーリー的に、「海」の敏幸はちょっと自分勝手なところがあるのに対し、よこーさんの敏幸は、ホントに笑顔が可愛くて、そして可憐。
ストーリーのせいもあるけど、「月」の敏幸は目が見えないのに、2人の女から愛されるって言うのも納得できるくらい魅力的だったんですよね〜。

やっぱりこれは両方観て、どちらの良さも味わってほしいので、円盤化も希望します。

おまけの食レポ1(2020/3/7

●ファーストエアライン
この日の昼の部のまる末のチケットを取っていて、その後、良子さんとファーストエアラインでご飯食べながら疑似海外旅行体験をする…という予定があり、翌日はSHOCK観劇…という、素晴らしい2日間になるはずだったのに、チャイナウイルスのせいで何もかもがめちゃくちゃに…。

このお店はカード事前決済のため、予約後のキャンセルが出来ないので、さすがに地方から良子さんもこのためだけに東京に来られないし、地元の友人にお願いして一緒に行ってもらうことになってたのです。
しかし、その友人から当日直前に「発熱のため、行けない」って連絡が入った…。
まあ、コロナだったら困るし(でも、インフルでも無く、普通の風邪だったみたいで良かった)それは仕方ないと…。
でも、あまりにも直前すぎたので、別の友人誘うわけにもいかずにお店には友人発熱のため、私一人で行きますって連絡して、一人寂しく行ってきました…。
なんで、こんなことに…ってこの日は思ってましたが、まだこの日は全ヲタクにとって(というか、もう世界レベルの話になってますけど…)不幸の始まりの序章に過ぎなかったってことが…。(><)

お店は池袋の雑居ビルの一室なんですけど、そのお部屋の中にこんなものが!!
(一応お店の中はこの時から次亜塩素酸を流したり、消毒したりコロナ対策は取られてましたが…)

この回の目的地はイタリア。
ホントはフランスが良かったんですけど、その時により目的地が決まっているんで…。

中に入ると、飛行機っぽいv
横と前に下のような映像が…。

池袋から世界へ…。ちょっとおかしいv

しか〜し、カップルばっかで、一人で来てるやつなんか私しかいなかったので、ちょっと肩身が狭い…。

椅子はホントに国際線で使われている椅子で、ファーストクラスとビジネスクラスがあって、椅子の違いで料金が違うけど、ファーストクラスなんか滅多に乗れないからと、ファーストクラスを予約してました。(しかし、一人になっちゃうならビジネスで良かったな…^^;)

椅子はホントにゆったりしたいい椅子で、スリッパもついてて、完全にリラックス。

ちなみに入場する時、パスポートと、飛行機のチケットが貰えます(^^;)ちゃんと名前入り。

席につくと本物の国際線のCAさんが手に消毒液をプッシュしてくれます。
みんな凄い美人でキレイです〜vvv

席にはドリンクメニューと、目的地がイタリアなので、持ち帰っていいイタリアのガイドブックが。

最初の一時間はVR体験なので、とりあえずウエルカムドリンクを。
私はミモザをv
完全に前後の席とは隔離されてるので、席に座ってしまえば一人なのを気にしなくていいし、凄く落ち着いてしまって、なんだか優雅な気分に。

で、飛行機が出発。離陸時はしっかり席が揺れて、ホントに動いてるかのよう。

その後、VRゴーグルをかけて、360度のVR体験が。これ、ホントに凄くて、前を向いても後ろを向いてもイタリアの景色が広がっていて、臨場感が凄いですv

お待ちかねの機内食の時間ですが、ちゃんとイタリア風の料理が。

前菜はカプレーゼ、イタリア産の生ハム、スペインオムレツ(あ、オムレツだけスペインだった^^;)でしたが、めっちゃこの前菜美味しいし、結構ボリュームあるので、この大喰らいの私が前菜だけでお腹いっぱいに…。

スープはミネストローネ。
このスープもうまっv

食事中はゴーグルを外しているのですが、テーブルのタブレットで、360度見ることができるフィレンツェの街並みを眺めながら食事。
こんな素敵な街が…今は大変なことになろうとは…。

メインディッシュは豚肉のローストとパンですが、これも美味しいv

なお、食事中はジンジャーエールを注文してたのですけど、辛口のジンジャーエールで、これも美味しかったv

デザートはティラミスと、コーヒーが。
こちらも大変美味しくて、大満足でしたv

で、最後は着陸するところも、揺れるシートで体験して、2時間のイタリア旅行は終了。
思ってたよりも楽しくて、また他の場所も(出来れば次はフランス)行きたくなりました。

しかし、最初は一人は…って思いましたが、一人でも十分楽しめて(ただ、隣に誰かがいた方が絶対楽しいはず)凄いやさぐれていたのですが、かなり癒されて帰ってきたので、行って良かったv
このお店も現在休業中とのことだし…。
でも、日本人はしばらく海外旅行に行ったら中国人と間違えられて、袋叩きに合いそうだし、(去年私と同じ部門にいたけど、アメリカに転勤になった人とか、マジで心配…><)こういうバーチャルな海外旅行体験が出来るお店って貴重だと思う。

おまけの食レポ2(2020/3/26

BLUE BRICK LOUNGE

この日は夜公演だったけど、会社にいるといつまでも仕事を振られて帰れなくなるので、午後休を取って、ガーヤが行きたいって言ってたヨックモック青山本店のカフェに行ってきました。
凄く素敵v

外のテラスも素敵ですが、寒いので、中で食べました。

ガーヤはここでケーキ食べたいって言ってたけど、こんなところでガーヤがスイーツ食べたら可愛いv

中の席も素敵。
普段は行列が出来るって聞いてたんですけど、コロナの影響で全然すいてた。

でも、食事してたら、やっぱ咳してるこんな店に似つかわしくない汚いジジイ(やっぱマスクしてない)が入ってきたので、速攻で食べ終えて店を出たけど…。

中にめっちゃ高そうな美術品が並んだ部屋もあった(^^;)

まずは、キッシュプレートを注文。

ちゃんとガーヤの大好きなシガールもついてくるvv

セットの紫芋のスープがめちゃウマです。

そして、キッシュが多分私が今まで食べた中でここのが一番美味しいキッシュだと思うってくらい美味しいv

デザートはスフレプディング。

温かくて、中がラムレーズンの効いたプリンになっててめっちゃ美味しい。

これ、是非、ガーヤに食べてほしいな〜vv

●三越日本橋本店

そして、その後はガーヤがもしツアで行った三越日本橋本店へ。

ガーヤもこの前にいた入口ですが、やっぱ素敵vv

三越の前の桜もホントにキレイvv

●ジョアン
ガーヤの食べたジョアンの「ベーコン&チーズ」を買おうとしたら18時からの販売なので、ジョアンでそれっぽいチーズのパンが黄色なので、ピンクの桜と大納言のパンも買って玉ヶ谷色に。

●日本橋だし研究所
ガーヤが試飲して、「これ、買って帰ろう」って言ってた「日本橋だし研究所」さんの「日本橋三越本店オリジナルブレンドだし袋」も購入。

沸騰後、6分くらい中火で煮だすと、こんなキレイなだし汁がv

うどんの汁を作ったり、味噌汁にしたりして使ってます。

●サルメリアガリバルディ
ガーヤの食べたサルメリアガリバルディのベシャメルとラグーのラザーニェも買えましたv
凄い美味しかったv

グラム売りだったので、私は200グラム買って、このくらいの量。
200グラムで丁度一人分くらいかな〜?

●ワイヤードボンボン

その後、素敵女子とも合流。

前も行ったことあったけど、ニカセンの行ったワイヤードボンボンで、ニカセンの食べた「オレンジショコラアーモンドのクレープブリュレ」を食べました。

素敵女子はパフェを。
しかし…相変わらずすごく綺麗で…。やっぱり自分、こんなに太ってないでどうにかしないと…って思ってしまう…けど、食べることがやめられない…。

そしてグローブ座に行く途中の電車の窓にラボンのシールがvv

この日は久々に素敵女子と会えてうれしかったけど、自分的最後に会ったヲタク友達がこの日の素敵女子なんですよね…。
あれから誰ともヲタク友達と会ってない…。
なのに、仕事で汚いジジババには沢山会ってる…(><)
誰かとお喋りしながら美味しいケーキと珈琲…っていう私の至福の時間も、今では夢となってしまった…。

●頂マーラータン

舞台の後は、ここも前も行ったことあるけど、グローブ座のそばの頂マーラータン(クレープが全然舞台の間もこなれなくて、ホントは千賀君と宮っちが行ったタッカルビのお店でタッカルビとか食べたかったけど、全然無理…)で、素敵女子とサクッと夕ご飯を。

選べるトッピングはトマトとチーズと牛肉を。

あの舞台を観ると、コーラとラーメンを食べたくなりますよねvv

私は胃がヤバイので辛さは1辛にしておきました…。
でも、ここのは美味しい。
チーズも溶けて美味しかったv

しかし…ホントにこの日、途中までハラハラしてたけど…楽しかったなあ…。
また早くこんな日が日常に戻ってきますように…(><)

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