ABKAI 2019 第一章FINAL
SANEMORI
2019/11/6
18:00(詳細レポ・感想、GOODS等) シアターコクーン 最終更新日2019/11/17
2019/11/6 18:00〜レポ |
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会場の様子 |
●会場の様子
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GOODS |
●パンフレット
海老蔵さんと新潟県知事の対談の新聞も貰いましたが、「新之助」っていう同じ名前の縁ということで、海老蔵さんと勸玄くん親子も一緒にこのお米の田植えに参加したこともあるそうです。 |
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レポ&感想 |
幕が開くと舞台上手に舘様が、舞台下手に阿部ちゃんが、土台となってる人の上に乗っているという、いきなりアクロバティックな姿で登場。 舞台の第一声も舘様から。 2人の役どころは、舘様が、木曽で平家打倒の旗を揚げた源義仲(木曽義仲)。 のっけから2人の客席での殺陣や、「いよ〜〜」で見栄を切ったり。 で、阿部ちゃんが「長追いは無用だ!」って手下に言うので、舘様が「それは大将の言う言葉だぞ!」って突っ込む。 義仲が「手塚太郎は木曽義仲の片腕だからな」って「片腕」というキーワードで、「実盛のことを覚えているか?」と手塚の太郎に問う義仲。 |
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序幕【第一場】摂津国布引滝の場 |
で、序幕も舘様と阿部ちゃんが、「摂津国布引滝」(せっつのくにのぬのびきのたき)の不思議な「白旗」の物語の説明をして退場。 で、その不思議な話とは…源氏の大将で、舘様扮する義仲の叔父である源義朝が味方の長田太郎に騙されて平家に撃たれます。 長田は源氏の守り神の「白旗」を奪い、それを平清盛に渡して平家に寝返るため、布引滝に来ていました。 そこに清盛を矢で狙った人がいて、それは源氏の多田蔵人(この後出てくる折平と同一人物)ではないかと疑う清盛。 でも、帝は蔵人と分かっていて、蔵人を助けたうえに白旗を源氏に返せと命じる。 |
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【第二場】都白河義賢館の場 |
一方客席には源氏方の腰元達が義賢の後妻の葵御前の安産祈願のお参りをしていると、そこに琵琶湖のほとりで百姓をしている九郎助(くろすけ)と、娘の小万(こまん)が息子の太郎吉(後に阿部ちゃん扮する手塚太郎になる)を連れて、腰元達に木曽先生義賢(きそのせんじょうよしかた)の京の館に、折平(おりへい)と名乗る者がいないかと尋ねる。 そこで、腰元は先月より入った新参者がその折平ではないかと。 そこで、またまた舘様と阿部ちゃんが出てきて。 で、舘様と阿部ちゃんが義賢の最後の折には小万が傍にいたこと、行方知れずになった太郎の父を探して、その屋敷にいたっていうことも説明。 そして、義賢の屋敷に九郎助たち3人が到着し、義賢の妻の葵御前がその対応を。利発そうな子供を見て、蔵人の息子だとすぐに察する葵御前。でも、その時、折平はいないので、三人を奥で待たせます。 で、海老蔵さん扮する義賢が登場。 しかし、なかなか死ぬと思っても結構死なない義賢が、まるでSHOCKのジャパネスクのコウイチのようで(^^;) 【ここで休憩】 |
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二幕目 |
二幕の冒頭でもいきなり舘様にかしづく阿部ちゃんの姿がv 「源氏の白旗」を引き受けた小万は平家の侍から逃げるのですけど、追い詰めらて、矢橋の浦で琵琶湖に飛び込み、泳いで逃げようとします。 また、舘様と阿部ちゃんが登場し、「白旗」がどれほど大切なものかの説明と、そこに不思議な縁で登場したのが「斎藤実盛という、お人であった」と、説明。
一方、琵琶湖では平宗盛が竹生島(ちくぶしま)詣でで遊覧中。 |
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【第二場】九郎助住家の場 |
一方、九郎助の家では、九郎助の女房「小よし」の元へ甥の仁惣太がやってきて、この家に葵御前が匿われているだろうと探りを入れます。 葵御前が行方不明の小万を案じているところへ九郎助が孫の太郎吉と帰宅。 でも、太郎吉が一本ずつ指を開くと、結構簡単に旗を離しますが、それは「源氏の白旗」だったので、その腕は小万の腕ではないかとザワッとします。 そこへ平家の武将の斎藤別当実盛と瀬尾十郎兼氏が葵御前がこの家にいるだろうとやってきます。 なので、九郎助の妻の小よしが苦し紛れに葵御前が出産したと、錦にさきほどの腕を包み、それが葵御前が産んだ水子だと言います。 中を見せろと言う瀬尾。 で、瀬尾は帰ると見せて裏に潜んでました。 実盛は葵御前と九郎助夫婦に、自分は平家に仕えてはいるが元は源氏、恩を忘れていない、片腕は自分が矢橋の船中で切り落とした覚えがあると言い、確か名は小万と言った、白旗が平家に渡れば源氏は埋もれ木になると思い、非情ながら女の片腕を湖水に斬り落とした…と、これまでの経緯を説明。 そこへ近所の人達が小万の死体を運んできます。 実盛はまだ腕に魂が残っている筈だと、片腕に再び白旗を持たせて死骸に繋ぐと小万は一瞬だけ生き返ります。 九郎助は小万が言いたかったのは、実は小万は九郎助の子ではなく拾われた子で、平家の娘ということだったのではないかと察します。 そこで葵御前がホントに産気づきます。 生まれたのは男の子。 九郎助は太郎吉を駒王君の家来にしてほしいと頼むので、実盛は「手塚太郎光盛」と名付けますが、葵御前は小万が平家の血を引いてるから、成人して一つの功をたてた上で家来にすると言います。 そこに瀬尾が戻ってきて、小万の死体を足蹴にした。 実は小万は瀬尾の娘だったのです。 で、実盛は馬に乗って(まさに人馬)帰るけど、その時幼い太郎吉を馬に乗せてあげる様子もなんか可愛い。 |
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大詰 |
大人になった舘様扮する義仲ですが、自分を殺さず見逃してくれた実盛に対して恩を感じているので、源氏として迎えたいと伝えるけど、武士として潔く戦場で散りたいと断られてしまいます。 なので、義仲は実盛らしき老人と出会っても斬ってはならないことを家臣たちに命じます。 |
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【第二場】篠原野陣の場 |
加賀篠原の合戦で、手塚太郎は武将の首を持ち帰ります。 |
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カーテンコール |
カテコ…と言っていいか分かりませんが…(^^;)4回ありましたvv 最後に舘様と阿部ちゃんがちょっとダンスをする場面もv |
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